本棚前で待ち合わせ

予定がなくなってしまったので、
せっかくなので行きたかった展覧会を楽しむことにしました。

○伊勢丹
●開館10周年 片岡鶴太郎展
○近年役者としてますます円熟味を増す片岡鶴太郎。
　氏は、日本画をはじめ、陶芸や漆芸にも通じる芸術家としても知られています。
　本展では、絵画、陶芸、ガラス、着物など、新作を中心に約100点を一堂に展覧いたします。

絵の色使いに圧倒です。
が、なにより最後の方の着物・ガラスがとてもとても好みでした！
特に、青と赤セットの器（←って言うても何種かありましたが・・・）が気になりました。
色も素敵なんですが、ちょっと入った金の模様とのバランスもよく、
バランスが絶妙でもう普通に素敵でした！！
そう、普通に百貨店とかで売ってそうな感じなんです。
夜桜の着物も幻想的でちょっと妖しい雰囲気でして。
いやぁ、やっぱりすごいや鶴さん

でも・・・
ポストカードが半分くらいかもしくはそれ以上ってくらいに展示作品以外のもので、
展示中のもののが本当に少ないのが納得いかずです。
気に入った作品のポストカードを記念に買うのが楽しみなのにぃ！

○高島屋
●相原求一朗展
○北の大地に青春の残像を探し続けた生涯。

初まりは暗い町並みが多かったのですが、
中盤から雄大な山々がどどんと並び、圧倒されます。
特に、何重にも薄くかさなった雲の美しさといったら・・・！！
近くで見るとふわっとした微妙な薄い雲の重なりがわかるんですが、
タッチのきつさ等がないので写真のように自然に描かれているんです。
しばらく前で立ち止まっていると、流れてこられた方々も雲について絶賛で(*´∇｀*)
そして小学生時の絵も展示されていたんですが、その絵もまたすごい。
本当に小学生？っていうくらい構図のバランスもしっかりしてて、
色も一部だけ目立ったりとかいうこともないんです。（いやぁ、自分が情けないね！）
ある日ぽんっと努力もなしに描けるようになることはないんだと、しみじみです。
今日で最後だったので、
見にいけてほんとに良かった。

○大丸
●幕末浮世絵展
○大江戸の賑わい

めっちゃ見たくて、めっちゃ見たくて！！
いやもうほんと、期待通りに素晴らしいね！
大好きな妖怪絵も沢山あって、めっちゃ楽しかったです。
女の人も色っぽくて可愛くてけどしたたかそうだったり、表情が深いんです＞＜♪
だまし絵なども充実していて、見に行った甲斐はありました。
昔の人って、すごい！
ぜひとも北斎さんとお茶を飲んでみたいです。
世間話だけでもすごい刺激を受けれそう～
ただ、（いやもうこれは上の高島屋もそうなんですが）ポストカードがねぇ・・・
種類ないし、印刷もなんか色悪いし汚いし、画集もなんか見所ないし。。
企画はいいんですが、お願い、商品の方にも力入れてください。
あと、客居るんだから持ち場離れておしゃべりしないで・・・（涙）