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テーマ:美術館・博物館(1559)
カテゴリ:ギャラリー・展覧会・演劇 など
京都の御所の上にある
相国寺の承天閣美術館で明日まで開催の 若冲展 に行ってきました。 本当は今回は諦めていたのですが、 高校時代の先輩に招待券付きで誘われたのです。 そりゃあもう、二つ返事で行くにきまってるじゃぁありませんか!! さーて、1時に到着したら 掲示には「待ち時間180分」との文字。 ・・・・・・・・ええええええ!!!!! そりゃあ、そりゃあ、人気ですし? 前の絵巻展やルーブル展(フランス絵画)などもすごい人でしたし? 2時間くらい覚悟してましたけど。でも、ちょっと。ねぇ? 結局久し振りに会った先輩と積もる話をしながら 楽しく待ち時間を過ごせました。 が、 が、 それでもずっと並んでると 不思議と何を目的で並んでいるのかわからなくなって・・・ やっとこさ中に入ってもやっぱりスムーズに・・・とは行かずに 会場ごとの入場制限やらなんやらで疲れましたが、 でも空調が効いていたので救われました☆ (そしてたっぷりの入場制限のおかげで見やすかったのも嬉しい) --------------- 前から好きで、 昨年のプライス展は 「若冲と江戸絵画」というふれ込みで若冲目的で行ったのに 若冲そのものは思ったほど数が無くて拍子抜けだった ということもあり、 今回のボリュームには大変大変満足させていただきました。 なんというか、本当に素晴らしい。 飄々とした鳥たちは愛嬌があり、 時に可憐で時に妖艶。 今回は今まで見たことの無かった 「同植綵絵」(↓)昆虫や魚介類の作品もあり、 その辺大好きな私にはこれまたたまらないものでした。 公式サイトの見所紹介より 廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)などの影響で疲弊した相国寺が、 復興のために明治22年(1889)に 「奇想の画家」伊藤若冲の最高傑作として知られる 「動植綵絵」を皇室に献上するにあたり、 若冲が寄進したときの 「両親と弟、そして自分の永代供養を」という遺志を汲んで 「釈迦三尊像」を相国寺に留めたことから、 この33点は分蔵されることとなって今日に至っています。 この時からのおよそ120年間、33幅が揃ったことはありませんでした。 今回の展覧会はまさしく歴史的な機会といえます。 内一つの魚たちをモチーフにした「群魚図(蛸)」という 中央に大きなタコが描かれているものがあるのですが、 よ~く見ると延びた足の先に 小さな子だこが引っ付いていたり (か・・・かわいい) 1枚1枚大きくて、しかも細部まで見所満載という 何時間見ていても飽きないような作品の数々でした。 ちなみに先輩はプライス展には行き損ねたらしく、 初若冲ということでとても興奮しておられました。 いやぁ、でもほんと 行ってよかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月02日 22時25分11秒
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