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カテゴリ:ギャラリー・展覧会・演劇 など
木曜日は朝から溜めっぱなしのチケット片手に美術館めぐりをして来ました。
■狩野永徳展 信長、秀吉といった時の権力者に重用され、豪壮華麗な絵画様式を確立した天才絵師・狩野永徳。 この展覧会では、桃山画壇の頂点に君臨しながらも、 描いた作品のほとんどが灰燼に帰したといわれる狩野永徳の画業の全貌に迫ります。 永徳の代表作はもちろん、伝永徳ならびに父松栄や弟宗秀、 長男光信ら永徳と同時代に活躍した狩野派絵師の作品や、海外からの里帰り品、 初公開・新発見の作品をあわせた約70件が一堂に会します。 永徳芸術の真髄に触れる史上初の大回顧展、ぜひご高覧ください。 開場時間を30分間違えてついた9時前、すでにちらほらと列になる人々が・・・。 み、みんな早いよー! 入場制限で4列になった前のほうから少しずつなかに入れてもらえるのですが、 早くついたおかげで2回目で入れました。 ということで、洛中洛外図ものんびり心行くまで見れて大満足。 ま、毎回記念グッズを買い求める私としては、ポストカードの品数の少なさには失望でしたが。。 その後はのんびり常設展を見まして、門を出るときに案内の人が言っていました。 「ただいま90分待ちです~」・・・・朝来て、ほんとよかった。。 ↑考える人と噴水と京都タワー ■カルロ・ザウリ展 本展は、カルロ・ザウリ(1926-2002年)の没後初めての回顧展であり、 ザウリが制作していた地、イタリアのファエンツァ市との国際交流展として開催いたします。 ザウリは、ファエンツァ国際陶芸美術館で開催の国際陶芸展でグランプリを獲得し、 その後の制作活動により世界的に認知されるようになりました。 イタリアの現代陶芸界の旗手として土の可能性を徹底的に追求した ダイナミックな陶による彫刻作品を生み出すかたわら、 繊細で緻密な建築壁面の仕事やタイルのデザインでもその才能を発揮し、 デザインやリトグラフなど陶以外の仕事でも高く評価されています。 正直めっちゃ期待していなかったんです。 チケットもらったから行っとかななー・・・という感じだったのですが、とんでもない! 入ってびっくりでした。なにこれ、すごい好み!! まあ現代アートというのか抽象的でよくわからない立体作品がずらりと並んでいるのですが、 大きくてうにょうにょと揺らぎ歪んだフォルムと、 ヌラリと光る白い色にどこか気持ち悪いながらも、 同時に妙な安心感というかやさしさというか、そんな感じを不思議と受けました。 ケースを使わずそのまま沢山作品が並んだ展示室後半は、もう本当に別世界。 あんまり気に入ったので、最終日の11日に珍しく自腹でまた行って来ます。 カルロ・ザウリ美術館サイト内のページで、一部作品画像が見れます。 コチラ ■特別展 京都と近代日本画 文展・帝展・新文展100年の流れのなかで 京都画壇と京都市美術館が、近代日本画の歴史のなかで、また美術展覧会制度のなかで、 どのような役割を果たしてきたのか、文展・帝展・新文展に出品された名品約120点で探る。 上村松園、菊池契月、福田平八郎らの作品を展示。 きれいでした。ええ、とっても。 が、何度も見た作品も多いので別にこれとった感想もなく。。 とりあえずここのこういった展覧会は毎度毎度似たような雰囲気だなぁ・・・と; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月09日 21時56分40秒
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