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カテゴリ: 青年
古本屋で見かけたので買ってみました。 えーーーー!?と思うところでいきなり終了の、未完作品です。 未完の理由は、ずばり雑誌の終了だそうで……。 今だったらどこかに拾ってもらって続きを書く、ということもあるけれど、 当時(94年)は難しかったのかなぁ。 (いや、そもそも当時の広江先生の人気次第?) 絵はね、やっぱり古いです。 特に1巻は正直言って、微妙です。 顔のパーツとか、線とか、ツヤベタとか、微妙です。 微妙ですが、面白いです。 やっぱりこれは今の広江先生を知っている、というのも大きいと思うのです。 表情とか顔とか、見てもそのまま脳に入らないんですよね。 油断するとつい、脳内補完がかかってしまって^^ ブラックラグーンの華のある画面が頭に残っているので、 自然とそのイメージが重なるのです。これはよいのか悪いのか^^; 新キャラも出て、神様も目覚めて、ヒトラーの姿も出て、いよいよ話が動くよ!!! というところで終了なので話に関してはなんとも言い辛いのですが、 でもまあ買わなきゃよかった、とはならない作品でした。 いや、むしろ買ってよかったところもしっかりあります。 書き下ろしのあとがきに、ゲストイラストコーナーがついているのです!! 今の広江絵でキャラがわいわい言っているあとがきがは、短いながらもかなりの充実ぶりでした。 2巻のあとがきでは一応オチもずばり言い切ってくれてるし^^ そうそう、上でヒトラーと書きましたが、 考古学室の助手(日本人)が封印されていた異国の神を起こしてしまったので、 力を狙う各勢力と敵対することにってお話で(なんて大雑把…) 主な敵がナチのヒトラーの部下の女魔術師なのです。 はい。ナチです。ナチならこの人!ってことで(?) 平野耕太先生のお出ましです! ゲストコーナーにかっこいい女魔術師のイラストを描いておられ、 さらに巻末のあとがきマンガでも「ヘルシング」ネタが入っていて。 ああ、「ヘルシング」読んでいて本当に良かった。 ここだけで、ここだけでもう大満足です!! ブラックラグーンが完結した後は、 再びこの「翡翠峡奇譚」を再構成して連載開始、とかならないかなあー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月09日 21時43分25秒
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