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カテゴリ: 青年
「遺産分配はダーツで決めろ」父はそう言って逝った。 残された子供たち(中年)のいい迷惑な物語(喜劇)。 詳しい紹介はこちらのページで(ひょうたん書店楽天市場店さん) (コミック)この度は御愁傷様です/宮本福助 モーニングで連載された作品です。 拝み屋横丁顛末記(11) でお馴染みのマンガ家さんなので期待通りの面白い作品でした^^ 何の職業に就いていたか子供達(中年)も知らなかった父親の、実はあったすごい遺産! けれども遺産分配方法はダーツ。しかも東京フレンドパーク風のタワシの割合の多い的 残された家は近所のお爺さんがどっさり住み着いてしまったり、 愛人や隠し子や旧友(大物)が現れたり、 さらには……と一つ片付いても、次から次へとトラブル発生 元凶はすでに亡くなっているため、全ては残された子供達(中年)と孫に振りかかるのです。 やりたいことをやりつくした父親・徳造の死後のホームコメディですが、 湿っぽさは全く無く、よくある死者のイメージというより、 「拝み屋」のようにあの場所に幽霊として徳造が居たならきっと、 みんなの姿を見て始終腹を抱えて身をよじって、これでもかと大笑いしてそうな、 そんな姿が容易に想像できました^^ 1話完結なんですが、1話1話はすっきり終わり、 そしてそれでいて後でしっかり繋がる部分もありという、 本当に作りがうまいなあと益々宮本福助さんが好きになりました。 少し厚めの1冊できっちりしっかり終わっていて、それもとっても気持ちいい。 オチも申し分ありません^^ 最後の最後でやってくれます^^ この本は予備知識なしで、 怒涛の勢いでトラブルに見舞われる兄弟たちを楽しみ、 そしてあのラストへ行き着くのが醍醐味だと思うので、 ストーリーやオチに関してはこれ以上は書きません。 ぜひぜひ、ご自身の目で彼らの受難をお確かめ下さい^^ とにかくまとめとしてはこれを読んで 人生楽しんでナンボよね~~と、改めて思いました^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月14日 13時44分51秒
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