331281 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

本棚前で待ち合わせ

本棚前で待ち合わせ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ヒヨドリ55

ヒヨドリ55

カレンダー

カテゴリ

バックナンバー

2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月

お気に入りブログ

24H半額!北海道噴火… New! りりぃ。さん

ペンギンの革人形を… New! 革人形の夢工房さん

30日20時~訳あり福… New! 八月朔日さん

オリジナル漫画道「… ポッツエミットさん
タルタルソースの部屋 ほ-すけ34さん
だって好きなんです… nyago1945さん
ひとりごと♪ sakuranomiさん
トリこれくと! 道楽斎さん

フリーページ

2009年04月21日
XML

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
貧しいながらもケナゲに生きる高校生・宇佐川鈴音には愛する人がいた。
知力、体力、財力、ルックスすべてに完璧な教師―その名は賢木愚龍。
ある日あるとき鈴音が見た「林檎の夢」をきっかけに、
二人は有象無象の輩にその純愛を邪魔されることとなる。
それは「蟲」という「個」を持たぬ謎の存在だったり、
スプーンで武装(?)した「眼球抉子」なる名の猛き少女だったり―。
魑魅魍魎を相手に二人は生き残れるのか?
未曽有の学園ファンタジー開幕!第1回MF文庫Jライトノベル新人賞編集長特別賞受賞。


作者さんは、「日日日」と書いて「あきら」(=晶)と読むそうです。
面白いですねーでも聞かないと読めないわ。
ずっと「ひひひ」さんって思ってましたー

てことでラノベです。
なにやら噂でお名前だけ聞くことが多かったのでこのたび借りてみました。
こういうのまであるって、つくづく図書館ってすごいなぁとびっくりします。
(検索したら「聖☆おにいさん」も入っていました)

次々とテンポよく進むストーリーと、固定されない目線、
わりと読み取りやすく場面が思い描きやすい文章と、サクサク読めました。
実際半日(病院の待合室と昼の休憩時間)で読みきっちゃいましたし。
作者さん18歳のデビュー作だそうで、確かにそれを考えるとすごい本です。

で、内容ですが、
もう…グリコ可愛いです。グリコ。えぐりこ。
萌えたのかと言われるとうーん微妙と答えるのですが、
なんていうのか、野良子猫が懐くような進展ぐあいに可愛いなぁほほえましいなぁと。
…肝心のヒロインさんは今一つでしたが、まあ嫌いではないのでよし。
しかし主人公(?)の賢木先生は、なんかもうやりすぎ!というくらいにアレでした。
国家予算以上の資産を持つお家の跡取りで、まさしく才色兼備。
絵も頭も音楽も体育も、なんでもかんでも世界トップレベル。
とりあえずやってみた。でオリンピックいけちゃいます。
そして人が見惚れる超美形…え、それなんて九十九十九?(JDC)
あるいは大摩さんか(退魔針
そんな彼は惚れたヒロインと一緒にいたいがためにというただそれだけで、
実力と権力でヒロインの学校の教師になった上に、
ヒロインのクラスの授業は全て受け持ってしまうという猪突猛進型なのです。
だから、「先生」。
でもね、ここまで突っ走ったキャラは、18歳以下か、
それこそ九十九さんや大摩さんくらいの年代(と言っても詳しく知らないが)
ぐらいの青年~中年がやるとキュンなのですが、
まさに二十歳でやられると……萌えない。ときめかない。輝かない。
ってことでこれでもかーという完璧超人美形設定ですが、
残念ながら私の好みではなかったのです。。
ということで特にキャラ萌えすることもなく純粋にストーリーだけ楽しみました。

気が向いたら続編も予約してみようかなぁ。

で、一番気になったのは、
小説本体ではなくて実は周りの評価というか……。
シリアスだシリアスだと賞賛されているのを見かけましたが、
ラノベだからギャグだけってことではないでしょーがと思うわけです。
奇抜な設定で軽いノリで話を進めながらも、
どうにもならない苦しい展開や切なさ・真面目さとかも描くのって、
それはそれは昔からの手法だと思うのですけれども。
ただ、以前はそんなにシリアスシリアスと持ち上げられなかっただけでしょう?
(↑スレイヤーズ本編のやりきれなさに衝撃を受けた小学生時代)
失礼ながら…これくらいの展開で、そんなに騒ぎ立てることなのでしょうか。
自分達でどんどんと「ライトノベル」の脇を狭くしているようで、
なんだかもったいないなーと思います。



・最後に・
確かに話は面白かった。
けれど、文章がよかったかと言われると、違うのです。
会話にしても地の文にしても、一文一文味わうには物足りないんです。美しくない。
脳内修正&加筆など、そういったことが得意な人は、
読む際は漏れなくスキルを活用しちゃいそうです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年04月21日 22時35分19秒
[  ライトノベル+ファンタジー] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X