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カテゴリ: 少女小説
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 魔法によって、牢屋が破壊されてしまったシンギンガンド城。 魔王サルドニュクス、スマート、ティルファのいる前で、 唯一の王族・ホルイー姫は女王への即位を宣言する! そして、スマートに命じて、兄のギンガを呼び出すが…!? 一方その頃サファイヤは、魔王・八翼白金の空間にいたのだが…!? 魔王サルドニュクスと魔法使いスマートが界を渡る、 魔王シリーズがついにクライマックス。 これで本当に「ちょーシリーズ」関係は最終と言うことなんでしょうか。 ちょっと寂しいなー。 1巻1巻で別の世界の話になるのかと思ったら、途中からはティルファで続きましたね。 この巻では可愛くなったラブがもうたまらんです。 ラブが魔王になる前のこととか、ホルイー姫と国のこととか、 今までのヒロインさんたちが再登場しちゃったりだとか、 ページ数のわりに慌しいなーとは思ったけれども、でもまあ面白かったです。 このシリーズで一番好きなのは1作目だけれども。 ティルファがギンガのことを好きということに、 あんまりエピソードなり語られることがなかったのがちょっと物足りないですが。 まあ恋ってそんなもんだしーって言っちゃえばそれまでですが、 でもでも、3冊連続登場のメインカップルなんだしさ。 (途中からスマートとラブがメインになりますが) 「頑張る女の子を、応援します」って感じのカップル中心の1巻完結 スマートと魔王の世界放浪ストーリーって感じだったのに、 ティルファは今一つ響くものが感じられずーーー。 ビジュアルは好きなんだけどなぁ。 サリタとサファイア、スマートの「再会」の場面が素敵でした。 ちょー本編シリーズで曖昧になっていた、失われた「サリタ」に対する それぞれのもやもやとした気持ちの整理が付けられた感じでした。 ラブの成長も、パーミルの思いと行動もと、胸に来る場面が多くて豊作でした^^ (けど、他がそうな分余計に主役カップルさんがね、物足りないの…) それにしても、スマートほんとにいい男ですわ。 最後にラブに指摘されているとこはまあしょうのないとこですが、 ボロボロの魔王前の姿をしたラブにかけた言葉と行動といったら……!! すごいです。格好いいです。本物です。 全体的に面白くはありましたが、うーん。 最後の、今まで周った他世界から助っ人を呼んでの流れはー… 本人は気にしてないみたいですが、革命家の彼女があまりにも…… ドリーの加護には体の模様しか負担(?)がないみたいなのに、 彼女が得た知識の代償は大きいよ、魔王様……。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月17日 22時22分32秒
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