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カテゴリ: 書店・図書館・マンガ家もの
一握りの者にしか得られない栄光を手にするため、 険しい“マンガ道”を歩む決意をした二人。 高い画力を持つ真城最高と、文才に長ける高木秋人がコンビを組み、 新たなマンガ伝説を創る! 新時代成功物語開始!! 「面白いんだって」という程度に話しを聞いていたくらいでしたが、 この度ようやく読む機会に恵まれました。 一気に読みましたが、なかなか面白かったです。 有名なジャンプのアンケート主義とか、掲載のシステムとか、 マンガに対する心構えとか努力とか、読専の私にも興味深いものがありました。 現実を考えると随分スタート位置や人との出会いなど、 それこそ作中でも語られる成功に必要な物・「運」に恵まれているといっても、 それでもサクサクと入賞→デビュー→看板作家とならない展開にドキドキします。 ただ、唯一気に入らないのは2人の恋愛模様。。 お互いの相手の魅力が今一つ伝わってこないので、 正直この子たちはあの子たちのどこにそんなに夢中なんだろう…と思ってしまうのです。 特に亜豆と真城の、夢が叶うまで会うこともせず、 お互い夢に向かって走って成功した時に会って結婚しようという誓い。 1話の主人公たちの亜豆という女の子への考察を読んでいると、 どうも彼女の「恋心」っていうのも怪しくなるんですけども。 というか、2人とも夢見すぎている気が……。 逆の道を走っているのは高木と見吉。特に好きでもなかったけれど、 自分に好意を持っている胸の大きい可愛い女の子に押されている内に、 なんだかんだでそれなりの付き合いをするようになっていく。 そんな男子の姿はどうなんだろう。 今一つ夢を持ってから俺は変わったんだ!毎日が充実なんだ!というような 主張を作中でしていた少年から、ずれた感じがあるんですけども。 でもって、どんどんでしゃばる見吉さんがねー…… ということで女の子に魅力が無いし、 女の子と恋愛している男子の姿にも魅力が感じられないので、 この作品の恋愛要素は肌に合わずなかなか楽しめません。 逆にマンガについて語っている時とか考えている時のはとても面白いのだけれども。 ライバルポジションのキャラもとっても魅力的なので、4巻がとても楽しみです~ 新妻エイジはいかにもな嫌な奴だわーと思っていたら、3巻で意外な面が炸裂! 新キャラの福田さんともどもとっても愛おしくなってしまいました。 エイジはある種独特の行動パターンを持っているあたりと、 ネジの緩んだような不思議なキャラクターがデスノのLみたいでとっても可愛いんです。 福田さんはもう外見と現段階での性格描写と口調、 全てを含めて単純に好みのキャラってだけなのですけれども^^; 彼らの活躍が早く読みたいなぁ^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月08日 21時31分19秒
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