本棚前で待ち合わせ

生き残るのは人か、竜か。
“フロワロ”と呼ばれる滅びの花が氾濫する世界で、
竜と人の戦いを描いた完全新作RPG！

滅びに瀕した世界を救え！竜殲滅計画、発動！
無数の竜の侵略によって、大地のほとんどが滅びの花
“フロワロ”に覆われた世界“エデン”。
竜を狩り尽くさなければ、人類の世界は“フロワロ”に飲み込まれ滅びてしまう。
プレイヤーは竜を狩るエキスパート“ハントマン”となって、
人類の存亡をかけた戦いに臨むことになる。竜の殲滅か、人類の滅亡か。
互いの全存在をかけた熾烈な戦いが、今始まる！

自由なパーティーメイキング＆スキルカスタマイズ！ 選択可能な職業は7種類。各職業にはそれぞれ4種類の外見が用意されていて、プレイヤーは自由に職業を組み合わせてパーティーメイキングを楽しむことができる。また、スキルは1職業につき30個存在し合計で210のスキルを使用できるので、特定のスキルを一点集中で育てたり、全体的に満遍なく育てたり、自分の攻略スタイルに合ったスキルを育てられるようになっている。
フリーシナリオとテンポ感抜群の倍速バトル！シナリオは“竜を狩る”以外は自由に物語を進めることが出来る。バトルシーンはド派手なアニメーションが満載ながらもテンポ感が抜群で、“倍速プレイ”をしているかのような感覚が味わえる。そして、バトル中はエクストラターン、シンボル敵の乱入など、緊張感と意外性を楽しませるシステムが盛り込まれている。

面白かったですー！

-------------------以下長文------------------------


発売間もなく買いました。
それも私にしてはとっても珍しく、ほぼ定価で。

DSソフトの記事は５個目ですが、
実は一番初めにクリアしたゲームなのです。

個人的には大好きです。とっても面白かった！
２Dで可愛いキャラと古風な雰囲気ということで、この辺とっても好みです。
ストーリーも、王道ながらぶれないものがあったし、
なにより国や人々などのサイドストーリーがたまりませんでした。
高慢で絶対の自信を持ち続ける視野の狭い王や、
清らかすぎて人の愚かさを許すことが出来ない女王等が、
時間をかけてイベントをこなすうちに変わっていく様がたまりません。
街の人々の台詞がストーリーの進展に合わせ変わるのも魅力的。
勇者として敵と戦う者がいて、勇者にはなれないけれど生きる人々も沢山いる。
そういう人々もちゃんと描かれていて非常に好感です。

飛行艇を手に入れるまでは移動もダンジョンも面倒でなりませんが、
飛行艇を手に入れてしまえばかなり動きが楽になります。
街や村への移動も安全に早く行えるので回復もばっちり！
ここぐらいまで進むと俄然面白くなった気がします。
でも、一番面白かったのは、世界中の全ての竜を倒すと行ける隠しダンジョン。
この塔の雑魚は全てドラゴンで、数匹いるボスは全て今までのボス格の竜の、
パワーアップバージョンで攻撃もとっても強力なのです。
雑魚もボスも攻撃方法が多種多様なので、それらに合ったパーティか、
そうでないパーティーかで戦闘の楽さが段違いになり、
あれやこれやキャラを組み合わせる楽しさも加わり本当に楽しかった。

７つの職業からキャラを選べるのにパーティは４人ということで、
ずっと最初に作った４人だけで攻略していたのですが、
普通のラスボスまでは正直そんなに苦労することもなく進めることが出来ちゃいました。
が、先ほども書きましたが、隠しダンジョンの方へ行くとそうは行かないわけで、
隠しダンジョンで初めて他の職業のキャラたちを加えての冒険となりました。
本編でもどんどん色々なキャラを入れ替えての冒険を楽しむような、
そんなノリになっていればよかったのになぁ～。

ちなみに、プレイヤーキャラは一切しゃべりません。
なので、名前も設定も考え放題＾＾
このシーンで彼らはどうしているとか、何を話しているとか、
移動の最中の雰囲気とか想像してあれこれ楽しみました。
こういう楽しみ方をするのは本当に久しぶりでした。
幻想水滸伝２の時はしょっちゅうそういう想像ばっかりしてたのですけど。

ただまぁ、最後の最後まで行くのはとっても楽しかったけれど、
もう１周したいかと言われると…。。
クリアデータで、アイテムを使って今までのダンジョンの敵を復活させて、
そしてちまちま片っ端から倒すとか、そういうプレイを楽しむだけで満足しちゃえます。


ちなみに不満点も勿論ありますよー
・全体地図に場所の名前が表示されない（目的地の名前・場所がわからない）
・アイテムが100個までしか持てない（「集めて」のクエストが多いのに預ける場所も無い）
・フリーシナリオが意味が無い（どれから手をつけてもいいだけで、結局各内容は変わらない）
・貰った家の使い道がない（ただで眠れるだけ。せめて倉庫にしたかった…）
・お金の使い道がない（後半はひたすらお金が貯まるのに、使うものが無い）

特にお金の使い道はもうちょっとどうにかして欲しかった。
各キャラクターの最強格の武器もそこそこの値段で買える＆アイテムゲット。
後半は採取回数も増え、宝石とかざくざく採る＆売るで稼ぐことが出来るのに。
さらに後半山ほど出るドラゴンの戦利品が結構いい値段で売れて、あっという間に一財産。
山ほど回復薬とか復活薬とかMP回復薬とか買って、
ダンジョンで浴びる様に無駄遣いしてもまだまだ残る巨額の富。
……持て余しすぎていっそ虚しかったです。

【オマケ】うちの子たちの名前
ケモ耳ファイター：オウカ（主人公格用のお気に入りの名前）
眼鏡のメイジ：メガネ
ルシェのヒーラー：クロウ
ツインテのナイト：レイレノ
いかつい弓使い（男）：アリス
黒髪半裸のサムライ：ウサギ
黄色いプリンセス：プリコ

眼鏡キャラにメガネとか、いかつい男にアリスとか、
もう適当というかキャラ付け感満載です。
さらにはギルド名は「ぱにょーん」。平仮名です。
人々に讃えられる名は「ぱにょーん」……マヌケですな。
さらに言うと、クロウは苦労人のクロウだったりします。
パーティの良心＆自由奔放なケモミミの手綱設定。