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カテゴリ: 少女小説
ねじまき博士とガラスの時計
1巻内容(「BOOK」データベースより) 少年博士のアレックスは、カラクリつくりの天才だが、 愛くるしい外見とは裏腹に、人間嫌いの変人で偏屈な性格。 研究の邪魔をされるのが何より嫌いだったのに、行方不明の祖父のせいで、 森の動物に育てられたリーという野生児をひきとることに。 リーが屋敷に来てからというもの、次々起こる大騒動に博士は振り回されてばかり。 おまけに博士はリーが実は女の子だとは気づかないままで…。 「楽園」の樹川さんということで、 図書館で発見してウキウキ借りてみました。 やっぱり当たりー! もうキャラが可愛くて、掛け合いが楽しくてで、キュンキュンしながら一気に読みました。 「世界」の常識は知らないけれど、とっても頭の回転が速くて、 小さいからだなのにとっても強くて、弱いものに優しいリーにわくわくしながら、 茅田さんの「デルフィニア戦記」の頃のリィを連想してはニヤニヤしてみたり。 (あの時のリィが一番好きです。元の世界に帰ってからの彼は…;) キャラは本当にみんな可愛いのだけれど、 見せ場のあるカボチャ型の機械人形・ジャックと、 寡黙で無敵な執事・ロレンスさんにきゅんとしました。 1巻で出てきたジャックの謎は3巻でばっちり見せてもらえます。 終幕に向けてクライマックス絶好調の3巻は、本当にこの二人が大活躍。 2巻の1章の主役だった、リーの家庭教師になったメアリー先生は、 好きな子なんだけれどその後の話では今一つ出番が無くて残念。 気弱でひっこみな子なので、我先にと出てこないのは仕方ないかなぁ。。 一応画面にはいるみたいなんですが、あんまりしゃべらないんですよぅ。。 奇人の博士の唯一の友人・オリビエとその妹達とか、 オリビエのお見合い相手とか、愛おしいキャラクターが多くて、 ほんと誰にスポットが当たっても満足なシリーズでした。 3冊で終わっちゃうのが寂しいなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月29日 16時24分51秒
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