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2009年11月01日
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
英国女王エリザベス二世、読書にハマる。
おかげで公務はうわの空、側近たちは大あわて。
「本は想像力の起爆装置です」イギリスで30万部のベストセラー小説。


新聞の書評が気になって読んでみました。

それまで趣味という趣味も持たず(持てず)
「女王」としての生活を送っていた女王が、あるきっかけにより読書にはまる。
最初は何がなにやらという様子で自分が読む本もろくに選べない。
それが、理解ある水先案内人の手助けもあり、どんどんその魅力に取り付かれて…
というお話。

それまでの読書の無い人生を取り戻すかのように、
どんどんどんどん貪るように本を欲する女王。
本が読みたいからと仮病を使ったり、公務のさなかも本のことで頭がいっぱい。
そんな女王に振り回される周りの苦悩が、お気の毒ではあるのですがクスリと笑えて面白い。

ただ、惜しむのは読者としての自分です。
女王が読み、名を上げる人々を私はさっぱり知らないんです~…
海外ものはほとんど読まない上に、日本のものでも古典や伝記はさっぱりですから。。
唯一わかるタイトルが、
女王の気を引こうと誰かが読んでいると挙げた「ハリー・ポッター」です。が、
ファンタジー嫌いな女王にあっさり切り捨てられて、会話にはなりませんでした。
(臣民)「ハリー・ポッターを読んでいます!」
(女王)「そう。私はあれは雨の日のためにとってあるのよ」
しかも、そっけなくと書かれています。
こんな風に言われたら、その時点で終了するしかありません。

あちらの文化がわかっていたら、かなり面白いでしょうが、
わからなくてもわからないなりに静かなドタバタを楽しく読めました。
海外の本の何が嫌って、どうにも妙で距離を感じる訳が嫌だったのですが、
これは非常に違和感なく読めました。
うお、もしや最近の本って読みやすくなっているのか?
食わず嫌いしないでちょっと視野を広めてみようと思います。はい。



      





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最終更新日  2009年11月01日 18時48分00秒
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