|
カテゴリ:ギャラリー・展覧会・演劇 など
これまたちょっと前のことなのですが、
蜷川実花展の後に大阪で下りて、大阪国際美術館にも行って来ました。 まずは地下3階まで降りて長澤英俊展を。 大きくて力強い作品が多く、また小さな作品にも引き込まれる魅力があり、 地下2階と合わせてすっごい充実の展示でした。 見る前は物足りないかな~?と思っていましたが、とんでもない! ただ、力強い分持って行かれる気力も多いわけで、一通りみるともうヘトヘト。。 コレクション展もなかなかのボリュームで楽しめました^^ が、どうにも苦手だったのが、虫を隙間無く張り合わせて作られた立体作品…。。 虫自体は平気なのですが…だからこそ、こんな風に使われた虫を思うと……。。。 「ごめんなさい」ととても胸が痛くなった作品でした。 奥の工藤哲巳特集は、なんかもうすごかったです。 ひたすら並ぶ、男性器。カゴに入った男性器。アイロンで伸ばされた男性器。 ハムスターのようにぐるぐる回るアレに乗る男性器。帽子の下で浮く男性器。 傾向ピンクやらイエローやらの、エキセントリックな色合いで塗りたくられた世界で、 狂った男性器がうごめき、花は崩れ、世界は崩壊していく。 環境問題への危機感をものすごく強く語り掛ける作品達は、 何よりも人間がおかしくなることへの叫びが強く溢れていました。 しかし本当にすごい。狂ってるという言葉が褒め言葉として使えると思います。 とりあえず年頃の子供と言ったら会話がなくなりそうではありました。 素人がこれらを道に置いたりしたら、途端にセクハラになるんだろうな~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月11日 10時33分15秒
[ギャラリー・展覧会・演劇 など] カテゴリの最新記事
|