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カテゴリ: 少女小説
内容(「BOOK」データベースより) 田舎で平和に暮らしていたミミのもとに、 突然お城の騎士がやってきて、弟のフィディルを連れて行ってしまった! なんとフィディルは、現国王の隠し子だったのだ。 しかも、失踪中の第一王子の代わりに、隣国の姫と結婚させられるという。 フィディルを取り戻すために、ミミは女官としてお城にもぐりこんだ。 ところが、下働きのエリックと一緒に、国を揺るがす陰謀に巻き込まれて。 絵で選んだラノベが、内容も面白いとかなり得した気分になります。 (特に電撃文庫やファンタジア文庫……;) ということで可愛い絵と「お城」「王子様」「主人公は平民」という、 コバルトをはじめ各少女向けで王道の設定。これに惹かれて手に取りました。 いつも言っていますが…王道って好きなんですよ。 もう、キャラは可愛いしストーリーは面白いし、文章は読みやすいしで言うこと無し♪ とっても美味しい本でした~ 短編を含むと16冊も出ている人気作なのも納得。 この1冊目は2003年発行とかなーり古いので、 何で今までこの本に気づかなかったんだろう…とちょっと凹んでみたり。 でもま、完結しているのでまとめて読めて嬉しいですけど。 しょっぱなにミミの弟は馬車に乗せられ連れ去られ、 次の場面ではミミはお城の下働きとして職GET済の状態から本文スタートです。 なので、ほぼ1冊丸々お城の中でのドタバタで、キャラも固定で覚えやすく、 ミミと相手役との意識しない段階からじわじわと恋心が…?という過程を、 じっくり味わうことが出来ます。にやけるわ~^^ もうキャラが悪役以外みーんな愛おしくてたまりません。 王様と王妃様への印象は正直全然なかったんですけど、 最後の最後のちょいとした場面でずっきゅん! 一気に好感度が上がりました^^ 割と「わたしとあなた」な狭い世界のお話が好きなので、 国対国の戦争とか、引き離されてあれこれとか、 シリーズが進んで世界が広がっていくと正直微妙…となってしまうことが多いので、 この先このミミの話をどこまで読むのかはわかりませんが、 続き2・3冊は読みたいものです。 (片山奈保子さんの「汝」シリーズも途中でやめちゃったしなぁ…) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月13日 12時01分23秒
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