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カテゴリ: 少女小説
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 時は平安。かぞえで16歳になる、貧乏貴族の暁信は、結婚相手を熱烈募集中。 この時代、妻の家柄や資産が出世に大きく関わるのだ。 乳兄弟の実唯があれこれ世話をしてくれるのだが、 もともと世渡り下手なせいか、何人もの姫にアタックしても玉砕続き。 今度こそ、三日夜の餅(結婚成立)を!…と思った姫といよいよご対面というそのとき、 暁信の前に物の怪とともに白銀の髪の童女が現れて。 久しぶりの瀬川さんです。 昔好きでよく読んでいたのですけれど、最近遠ざかっていました。 「精霊狩り」のシリーズが好きで、和製吸血鬼な彼によく萌えていたっけなぁ。 スーパーファンタジー文庫の「暗夜鬼譚」シリーズも集めていたっけなぁ。 というわけで、舞台は「暗夜鬼譚」を思い出させる平安もの。 百鬼夜行もある世界ですが、暗夜の彼らは登場せず、牛頭馬頭も無し。 閻魔大王は・・・どうなんだろう、名前だけなので同一の存在なのかは不明。 タイトルにもある地獄の花嫁とは、ずばり閻魔大王の娘で、 姿も精神年齢(というか色恋の知識)もとっても可愛い童女。 それが結婚に向けがんばり中の主人公を気に入っちゃって… ってお話ですが、この巻は主人公と御付の少年+お相手の周辺の人々が中心で、 この姫ってあんまり出ないんですよねー。 出ても彼女の深い部分や思考などについては語られないから、 心理や設定がわからないので、その辺がとっても気になります~! 主人公が昔から持っている特長の、 うって変わって人外並の能力を発揮する「火事場の馬鹿力」のほうも、 あれこれ設定がありそうなのですが、今のところ本人もさっぱり理由がわかっていないし、 いかにも続き物の1巻という感じで、今後明らかになる設定の数々に期待ができます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月20日 22時20分43秒
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