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カテゴリ: 少女小説
乙女は龍を目指す!
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 火龍の長を捜すため、本格的に旅をはじめた理花、幼なじみの夕樹、風龍セレイルのご一行。 とある街に立ち寄ったとたん、夕樹の母の形見のテディベアが、 突然ひとりでにしゃべって動き出した! じつは“ある狙い”をもったものがこっそり潜りこんだせいだったが…。 邪魔者に負けず、理花は「選定眼」で無事火龍を見つけられるか!? 守龍世界は今日も波乱万丈から騒ぎ。冒険ファンタジー。 シリーズ2作目。 今回はしょっぱなからセレイルさんも一緒にいます。 そして、最初からといえばそうなのですが、すっかり気心が知れた3人組。 異世界トリップ2作目で、そんなに時間もたっていないはずにもかかわらず、 数巻続いている珍道中ものを読んでいるかのような安定感あふれるやりとり。 楽しくはあるのですが、ちょっと物足りないかなー。欲張りですか? 主人公の理花は相変わらず現状をあっさり受け止めていて、 そういえば元の世界への思いがまったく語られていない、よね。 うじうじうじうじした性格の主人公って確かにイライラするのですが、 ここまであっさりされても…と複雑なものがあります。 だって現状だと、特に異世界トリップな気がしないんですもの。 ふつーに平民っていうかあんまり世界を知らない田舎の女の子とかを、 いきなり「君には使命があるのだ!」とかいって連れ出して旅させてもOKな感じで、 現役女子高生と友人を異世界に放り込んだ割には、特色が感じられないんだよなー。 けどまあ軽く読めるのは非常に歓迎なわけで。 まあクマのぬいぐるみが登場したあたりからこの巻の展開が読めてしまうのは、 最後まで読んでも意外性と騙されたぁぁぁっていうのがなくってちょっと寂しいけれど、 でもその分、下手に展開に迷うことなくすらすら読めるしね。 明日は3巻読みます^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月20日 21時59分55秒
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