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カテゴリ: 少女小説
【内容情報】(「BOOK」データベースより) いざなぎ流陰陽道三十七代目当主、奥物部善ノ介。 ゲーセンと甘いものをこよなく愛する善ノ介は、宗家を継がず、 保護者の美少女サクラとともに“拝み屋稼業”をしている―。 そんな善ノ介に仕事をまわしているのが、警察で働く才女、土御門かがり。 ある日かがりは善ノ介に、ちまたを騒がす“吸血鬼騒動”に関する資料を送ってくるが…!? 型やぶりな陰陽師を描くオカルト・アクション。 懐かしい…! と、図書館で見かけて借りたこの本。 昔スーパーファンタジー文庫(背表紙が緑のアレです) で出ていた「ハルマゲドンバスターズ」の続編です。 今度の挿絵は上田信舟さんかぁ。 まあ悪くはないけれど、やっぱり前のKIRINさんの方が好きだわー KIRINさんのほうが少女マンガ的といいますか、 女の子のきゅるん♪って感じと、男性陣をいい感じに美形に描いておられたのです。 私の大好きなおじ様・鷹弥様とか、小次郎さんとかほんと格好良かったのー あのイラストが無かったら、あっこまで好きになってなかったと思います。 「ハルマゲドン~」の後の舞台で、 相変わらずの善之介とサクラが、またやっかいな事件に巻き込まれて…というお話。 今作は序章らしく前のシリーズの人は4人しか出てきません。 善之介とサクラと、あらすじにもあるかがりと、後は小次郎さんだけ。 あれ、あの人やあの人、あの人は??と思ったら、いやーなことに気がつきました。 …私、前シリーズの最終巻「血まみれの犬」って読んでません凹 私が読み出したのはそこそこ遅く、シリーズは古本屋で揃えていたのですが、 当時からスーパーファンタジーの勢いは結構危ないところにあったようで、 新刊を扱う書店でもほとんど置かれていなかったのです。 で、当時小学生か中学生の私には取り寄せてまで買う余力はなく……。 というわけで、読んでいない私にはいったい誰が生きているのかすらわからない。。 えーと…私のお気に入りの美女ムジカちゃんはご存命なのかしら…?? 過去に好きだった「月と貴方に花束を」で、 決着に近づくにつれ好きキャラがバタバタと命を落とす展開だったことが思い出され、 なんとももやもやとしたまま読み続けてしまった私でした。。 (ちなみに、今シリーズのあらすじを確認したらその後ムジカちゃん出てくるみたいです。 愛しの鷹弥さんも可愛いシズカ君も無事みたい。あーよかった^^) ストーリーのほうはとっても後味が悪い最後で、 うっわぁとテンションだだ下がりでした。 謎のキーワードはたくさん出てきて、 善之介の今回のお相手になるような敵キャラの手の内もほとんどわからず、 彼の目的というようなものもほとんどわからず。 というわけで、もやもやしながらも1つの事件が(後味悪く)片付いて。ということで、 これはもう何冊か続けて読まないと面白くないなぁーと。 しかし、 昔は「おにーさん」ってつもりで読んでいたのに、いつの間にやら善之介は年下かぁ。 善之介のやりとりを読んでもガキくささが目立ってきて、ちょっと寂しいなぁ。 楽天ブックスでは全巻品切れなんですが、一応リンクを…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月29日 21時46分39秒
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