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カテゴリ: 少女小説
地獄の花嫁がやってきた2冊目
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 裕福な家の娘との結婚を目指す、貧乏貴族の暁信は16歳。 平安時代では結婚適齢期、頑張ってはいるものの、不器用な彼には難しい。 ほんのり憧れている多佳子姫のもとで、 雅なひとときを過ごしていると、閻魔大王の娘、夜魅姫が現れた。 暁信に恋している夜魅姫は「今宵こそ」と、一緒に地獄へ行く気満々。 そうはさせじと多佳子が受けた、暁信を賭けてのすごろく勝負!このゲームの行方は─。 地獄の花嫁がやってきた3冊目 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 閻魔大王の娘・夜魅姫になぜか惚れこまれ、求愛されまくっている貧乏貴族の暁信。 裕福な女性との結婚を目指してはいるが、さすがに地獄への婿入りは遠慮したい。 ところがある晩、夜魅姫の花婿候補の一人・迦楼羅王が現れて、 暁信の目の前で姫をさらっていったのだ!同じく花婿候補である夜叉王いわく、 かなり妙な性癖を持つ迦楼羅王は、夜魅姫を強引に妻にしようと企んでいるようで─。 「遊び」は1冊目ではあんまり出番の無かった夜魅姫様がいっぱいで大満足。 あーもうめっちゃ可愛いです。可愛いです。たまらんです。 双六ネタ自体はあんまり食い込んでなくて、結構序盤で終了でした。あれー? 多佳子さんのお屋敷で勝負したら負けちゃって、キー!ってなった夜魅姫が、 こんなん認めない~!と無理やり皆を地獄へ連れて行って「双六」をはじめます。 しかしこれ、双六なのかはひたすら謎。 さいころを振る度に夜魅姫が次々と地獄を移動していくっていうんですが、 単純に無数にある地獄を観光してまわりたいだけにしか見えない^^ 後半は地獄から戻ったらあれやこれやで…ということで、 結局、今回も主人公と夜魅姫と多佳子姫の関係は変わらずでした。むぅ。 「鳥に」は迦楼羅王がいいキャラすぎて面白かったー 超・超ナルシスト。そして女性に凄まじく甘い。 でも別に優しいわけではなくって、単純に女性に優しくする自分が好きなのと、 女性は自分に惚れる存在(自分を讃える存在)だからっていう。 相手を見ずに相手に映った自分を見るので、相手自身には興味も無い。 ナチュラルに最低です^^ で、求婚するもナルシスト嫌いの夜魅姫にあっさりと振られて、 信じられなーいってなった彼が夜魅姫を自分の本拠地に攫ってしまいます。 救出に向かうは、夜魅姫を気に入る多佳子姫と暁信と乳兄弟の実唯そして……夜叉王様。 人間ごときに許婚を奪われて大激怒の夜叉王様も今回ばかりは一時休戦。 まさかこうなるとは思っていなかったので、読んでいてかなり楽しかったです。 今まで予想もしなかったのに、ここにきて多佳子x夜叉王の予感!! 「鬼」と気軽に呼んでは質問攻めにしたりと、全く自分を恐れない多佳子に 調子を崩されっぱなしの夜叉王は激しく萌えでした。 自慢の(でも許婚には嫌われている)筋肉を多佳子にべた褒めされて調子に乗ったり、 もうお前さんってば可愛すぎますーーー!!! いやもうほんと、多佳子さんは夜叉王とくっつけばいいよ。 生涯独身を貫く身でもいつかは死んじゃうわけで、 夜叉王は地獄の人だからそれくらいの年月は待てるだろう。 っていうのは、1巻から気になっていたのですが、 夜魅姫にしたって夜叉王にしたって外見=年齢だという説明はされていないはず。 「夜魅姫が幼い」とは言われてますが、これだって人間の年齢と=だとは言われていない。 他の面々が300歳で夜魅姫は120歳で…とかいうことかもしれないし。 後は成長速度が幼少と青年期で違っていたり、力の強い存在は若くで外見が止まるとか、 そういう設定も結構ありがちだし、可能性としては十分あるんじゃないかなぁ。 ということで、人間界で死んだ後、地獄に嫁いで行っても問題ない気がするのです。 多佳子にもやもやを抱える暁信には悪いけれど、 これからの展開には多佳子x夜叉王を期待しておきます! ・・・・・・って、わくわくドキドキ読んでたら衝撃。 次の「月の船星の林」が最終巻ですって!? うーわー・・・へこむわぁ。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月06日 21時19分10秒
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