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カテゴリ: 他 物語
病気のオタク青年たちが裏秋葉原で出会ったとき、 ネット界に革命を起こすeビジネスが始まった! ドラマ化、映画化決定の超話題作 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 社会からドロップアウトした5人のおたく青年と、コスプレ喫茶のアイドル。 彼らが裏秋葉原で出会ったとき、インターネットに革命を起こすeビジネスが生まれた。 そしてネットの覇権を握ろうとする悪の帝王に、おたくの誇りをかけた戦いを挑む! TVドラマ、映画の原作としても話題の長篇青春電脳小説。 今更これを読むのはどうなの、と思いつつも、2冊目の石田作品にこれを選択。 ちなみに1冊目は夜を守るを読みました。 そう、あえてタイトルを知っているIWGPシリーズを迂回しての選択です。 嘘です。単純に1作目が図書館で見つからないからです。 面白くないことはないけれど、 未来の人物の視点→過去1→未来の人物の視点→過去2… と進んでいくため、この後危ういことになるよ! それでもどうにかなるんだよ!これは後々まで語られることになるんだよ! ということをくどい位に序盤から教えてくれるため、 ハラハラドキドキにはちょいとばかり物足りない。 レビューをちらちら読むと、魅力的なキャラクターが見所みたいなのだけれど、 こちらも少々好みではなかったため、特に夢中になるところもなく読み終えてしまいました。 が、この厚さを(途中で飽きたところはありましたが)さくっと読めた読みやすさは、そこそこ面白かったということなのかな。うん。 ただ、読み直したいかというと…贔屓のキャラも気に入ったシーンもなかったからなぁ。 途中でさくっと書かれていた、 大富豪が、ロリ体型の女性を雇って、ひたすら檻に入ってもらってそれを観賞する、 っていう描写は気に入りましたので、あのへんをもっと掘り下げて欲しかったなぁ。 流石にこの本でなく、別作品としてでも。 ただ女性を観賞用とする、というだけでなく、お金のために自分の時間と、 見世物としての檻に入ることを許容する、その精神そのものを楽しむ悪趣味さがいい。 (南図書館 いの棚) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月28日 23時48分31秒
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