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カテゴリ: ライトノベル+ファンタジー
「虚刀流はよ、刀を使わないからこそ強いんだ」 伝説の刀鍛冶、四季崎記紀(しきざききき)がその人生を賭けて鍛えた12本の“刀”を求め、 無刀の剣士・鑢七花(やすりしちか)と美貌の奇策士・とがめが征く!刀語(カタナガタリ)、第1話の対戦相手は真庭忍軍十二頭領が1人、真庭蝙蝠! 衝撃の12ヵ月連続刊行企画“大河ノベル”第1弾! 西尾維新が挑む時代活劇!こんな物語を待っていた!! 借りてきました西尾維新。 シリーズものの1冊目が棚にあるってなかなかに珍しいので、 とりあえず見つけたから借りてみるという気で手に取った「刀語」。 いろいろ無茶な設定や気楽な文体に冷めつつも、 まあ「つまらない」というほどでもないのでささっと読みました。 このへんの軽さを楽しめる人にはたまらないんだろうなぁ。 内容としては先頭描写が主で、ほかのやりとりも軽いので、 それはそれはささっと読めました。うん。 これで満足するか足りないと感じるかで、この1冊を楽しめるかが別れるのでは。 対戦相手が忍者という設定を抜きにしても、 山田風太郎の「甲賀忍法帖」とか好きな方はこれも好きなんじゃないかしら。 いやまあなんとなく思うのですけれど。 孤島での導入編なので、登場人物は至って少なく、 少年・姉・奇策士・忍者の4人しか出てこない1冊目。 残念ながらキュンとくるキャラクターが居なかったのも微妙な感想の原因かな… 12ヶ月連続刊行、1冊1本の刀収集、と 流れと目的がはっきりしているのでそういう点に興味を持ちましたので、 完結済みということもありしばらく読んでいこうと思います。 しかし、このシリーズは高いなぁ… (南図書館の日本文学の棚「に」) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月28日 23時43分29秒
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