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カテゴリ: ライトノベル+ファンタジー
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 「好きってなに?愛してるってどういう意味?」 ─16歳の少女・竹宮輝夜には“好き”という感情が分からない。 次々とつき合う男を取り替えても、その感情を理解できない輝夜は、 周囲に、そして自分の気持ちにすら嘘をついて傷ついていく。 そんな彼女のそばには、輝夜を見つめ続けてきた幼なじみの沖菜くんがいて…。 素直になれない少年少女の恋の顛末は─? 高校生たちの奇妙な日常を描く、香奈菱高校シリーズ第2弾。 旧バージョン 好きってなに?愛してるってどういう意味? ―竹宮輝夜、十六歳。あたしにはそんな感情わからない。 家族も友人も恋人(?)も誰も教えてくれない。 教科書に載っていないくせに世界中に溢れてる、 誰もがいまいち確信のないまま平気で口にする、 そんな言葉の代わりにあたしの口から吐きだされるのは 「下らない」という最凶のアイノコトバ。 気がつけばそんなあたしを、仮面をかぶった誰かさんが見つめている。じっと。無言で―。『ちーちゃんは悠久の向こう』を始めとする受賞作品群を経て、 全く新しい日日日がついに姿を現す。衝撃、ふたたび。 南図書館でラノベの棚にありました。 借りたのはこの表紙じゃなくて高橋葉介さんの方。 アマゾンでは旧表紙の紹介ページが残っているので、興味のある方はこちらを。 ただまあ後書きを読むとこれ、表紙カバーの裏側にも印刷されているようなんですが、 勿論図書館のコーティングされた状態では「裏がある」とはわかっても内容は不明。 気になりますね。悶々。 恋心がわからないし、わかりたくもない怖がりの少女。 片っ端から牙を向いて、付き合ってと言われたからつきあって、でも大事には出来なくて。 孤高を気取っている少女の姿は、なんていうか…痛々しい。 正直前半の少女には全く共感も好意も感じず非常に、 手持無沙汰だから読んでます。って感じでした。 (投げ出したいほどつまらないわけでもないのがポイント) 主人公もなかなかやっかいだけれど、 脇を固めるのも厄介な人間ばかりでそこはなかなか好みでした。 すごくキャラクターっぽいのだけれど、そのキャラっぽさを許容できる変人というか、 ちょっとずれた人、痛い人、いかにもな設定の人たち。 後書きでラノベじゃないって書かれていたけど、でもこれはラノベだろうと思うのです。 日日日さんの本は「蟲と眼球とテディベア」(過去記事)だけ読んでましたが、 あれよりはこっちの方が面白かったなぁ。 っていうのは多分、単純に作者さんの執筆時期(それにしても18歳くらいだろうけど) の違いというのもあるだろうけど、過去記事で書いた散々な「いかにも狙ってます」 なトンデモ設定がなかったというのが大きいかと思います。 あ、そういえば結局「蟲と眼球とテディベア」の続編は借りてないわ。 うっかり忘れちゃうんですが、この人って本当にお若いのですよねぇ。 この年でこんなに精力的に活動してるって、すごいなぁ… (「蟲と眼球とテディベア」だけ大きくしてみた) (南図書館のラノベの棚) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月28日 23時41分33秒
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