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カテゴリ: ライトノベル+ファンタジー
【内容情報】(「BOOK」データベースより) ウィンスロウ家のお嬢様キャサリンは、旅先で知りあった風変わりな用心棒四人組に魅せられ、そのひとり、「蜥蜴」のベラフォードの似姿を、美術の授業で描いてみた。しかし、彼ら用心棒たちの、動物に形態変化する能力に注目していた、秘密結社がこれに気づいたから、さあ大変。キャサリンは、自らの不注意がひき起こした大騒動に、父親が止めるのを振りきって、ふたたび飛び出した! 痛快無比のアドヴェンチャー・ストーリー第2弾。 【内容情報】(「BOOK」データベースより) ウィンスロウ家のキャサリンは、秘密結社に狙われたベラフォードを助けるために、ゲルスタンへと旅立った。しかし、最初に訪れたライエ州で、彼女は異種人類に間違われて捕らえられてしまう。その州は、住民全てがアナザーレイスに対して、強い偏見と敵意を持っていたのだ。領主の城館に虜囚となったキャサリンは、そこで意外な人物と出会うのだが…。 型破りのお嬢様の大冒険は、用心棒四人組を巻きこんで、さらにヒートアップ。 前巻「レディ・ガンナーの冒険」を読んだのは10年前くらいと、 かなり久しぶりにシリーズ続きを借りてみました。 当時はイラストの草河さん目当てだったので、 数年後にデルフィニア戦記を友人に借りて茅田さん大好きになっても、 しばらくこのシリーズのことは頭になかったのです。 で、気がついても買うほどではないなぁと放置していたのですが、 ふと見たら図書館で予約待ちなしだったので借りてみました。 今回は前回で印象が強かった、蛇の人が大活躍でした。 が、こうして活躍されると昔の自分のイメージと違っていて、 当時ほどキュンとすることはなくちょっと残念。 イラストの短髪でキラキラさわやか好青年、ってのがね、 ちょっと髪長めの草食又は人格に問題あり系の人が好きだからどうしても。。 冒険では変態姿が蛇で、主人公や連れに非常に恐怖されていたところに、 なんていうか保護欲とか母性本能とか女の自尊心をくすぐられたものです。 が、今回普通にアナザーレイスからは人気者の男性と言うことが発覚しましたし。むぅ。 話は茅田さんだけあってぐいぐい進むストーリーに、 痛快な主人公と胸のすく勧善懲悪。読んでいてとても楽しい。 そして合間合間にぐさっとくる描写や不快感をもよおすエピソードもばっちり☆ もともと薄いスニーカー文庫ということもあり、あっという間に読み終えちゃいました。 その後の宝石泥棒と皇子3冊も読みましたが、 全編通して主人公が自身の立場をフル活用しているのが素直でいいなぁ。 同じ性格で同じ行動力でも、町娘さんだとこうもいかないって流れがとても多い。 外務補佐官の令嬢で、地方に行ったら中央の役人の娘で他国では外国の要人の娘。 その地位と財力フル活用で暴れまわるから、 もう周りの大人(主に敵)が可哀想で仕方がない笑 あ、今月中に外伝発売だそうですよ! レディ・ガンナー外伝 楽天ブックス内 茅田砂胡 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月12日 17時13分20秒
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