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カテゴリ: 書店・図書館・マンガ家もの(文章)
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 小説家と、彼女を支える夫を襲ったあまりにも過酷な運命。 極限の決断を求められた彼女は、今まで最高の読者でいてくれた夫のために、 物語を紡ぎ続けた─。極上のラブ・ストーリー。 「Story Seller」に発表された「Side:A」に、 単行本のために書き下ろされた「Side:B」を加えた完全版。 【目次】(「BOOK」データベースより) Side:A/Side:B ようやく読めました。 小説家が主人公の小説って、 どこまで主人公=作者なのかとドキドキしてしまって、単純に楽しむのがちょっと難しい。 相手方が主人公にささげる賞賛の言葉の数々が、 どうも作者本人が言われたい言葉に聞こえるし。。 他の設定だと、どんな狂人な台詞も偽善な台詞も、 作者の思考と重ねることはないんだけれどねぇ。 どっちも男性が女の子を好き好き大好きで、 べったべたな恋愛ものを好きな私としてはとてもキュン。 ただ、まあどっちもとっても切ない話になるんですがー。。 トラブルの起こる前の恋愛の始まりあたりのエピソードは、 有川さんだけあって口をにゅまにゅましながら読んじゃいました。 こんなにべったべたに甘えさせてくれる旦那様いいなー Aサイドの、書けない読者側の青年が、 書ける側の彼女を見つけた時の喜びと、 読者に徹しているものの台詞はとっても共感するものがありました。 そうなんだよね。合わなかった本はどうせすぐに忘れちゃうんですよね。 ただまあ、 結構女性側がうっとうしいキャラだったので、 あんまり萌え燃えはできませんでしたが。 サイドBの相手さんは非常に美味しいキャラだと思いますが! そしてにゃんこの名前が「ねこ」ってのは非常にキュンです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月03日 21時37分11秒
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