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2011年02月27日
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カテゴリ:本棚 映画
 公式サイト

(ぴあの紹介文より)
婚約者・ジュヨンを惨殺され、犯人への復讐を誓うスヒョンは、
もと刑事だった彼女の父親の力を借り、ギョンチョルという中年男が真犯人だと突き止める。
スヒョンは彼を叩きのめすも、とどめはささず生き地獄を与えようとするが、
ギョンチョルは全く罪悪感を感じず……。


韓国映画って始めてみたかもしれません。
冬のソナタ以降のブームにまったく魅力を感じずここまで来たのですが、
公開初日&先着プレゼント有りってこと+キワモノストーリーってのに惹かれて観る事に。

入場者プレゼントは3週連続のようで、今回はクリアファイルをもらいました。
闇の中、扉をくぐるイ・ビョンホン。
でも、よく見ると顔にはかすれた血の痕が……怖い。
2週目はサイン入りポストカードで3週目はホワイトデーポストカードらしいですよ。
TOHOでは3週連続見てチャンスの抽選もあるみたいですが、
ファンでも特典目当てでも、これ3回も見るのはきつそう雫
だって……凄かったですもん。。


さすがにおば様方が多くて、お友達同士わいわいとした入場者が目立っていました。
なんとなくイメージどおりで納得。ほどよく埋まった席の中、上映開始を待つことに。

序盤は、雪道でレッカー車を待つ女性と、
その恋人(主人公)の電話シーンで、ここはとっても可愛かったです。
あなたの声が好き♪という彼女と、そんな彼女にせがまれて、
同僚の目を気にしつつトイレで歌を歌ってあげるかっこいい恋人。
歌の最中にいきなりドアが開いて、急いでとりつくろったり、ここは本当にほほえましい。
ところがそんな彼女の車のそばには、親切顔をした怪しい男が来ていて…という、
もう、だめーーーー!!!!と叫びたくなる状況なのです。
勿論彼女は不審がってドアを開けたり、自分も出たりしませんよ。
でもね、でもね、あんな行動に出られたらそりゃあ逃げられませんよ。。
と、和やかムードをふっ飛ばし、あっという間に惨劇開始。

頭を執拗に鈍器で殴られて、血を流しながら雪の中をずるずる引き摺られる彼女さん。
正直ね、あ、それで死んじゃったんだ。まだ楽だったんだね……と思ったんだ。
広告で「悪魔のような男に惨殺された」とかあったんだけれど、
まだ死んでからどうにかされたのなら本人の意識や痛みはないわけだし。。
が、甘かったーーー。
無情なことにまだ命はあったし、意識も戻っちゃったし……。

で、解体されたのが偶然川で発見されて、
捜索開始で発見→お葬式→容疑者絞込み→主人公休暇申請→復讐開始

ここからが、長かった……
少女が捕われ襲われ、ちょっと遅かったくらいに主人公参上。
とりあえず格闘して瀕死までしといて、何故かそのまま放置!

で、泳がされた犯人は、もう元の(仮の)生活にも戻れないので、
したいように殺しまくって逃走。男はとりあえず殺して女は遊んでから殺そうっていう
腐れ街道驀進で、その度に主人公が出てきて痛めつけては逃がし…の繰り返し。

で、殺人狂の仲間が出てきたり、
甘く見すぎて失敗したり、惨状の上塗りになったり、もう、酷い。
笑えるシーンは無いし、気を抜くシーンもそんな無いし、
ビョンホンのスヒョン格好いいー!美形ー!!っていう萌えシーンもない。
むしろ、悪魔ギョンチョルのアップが多くて彼の顔ばかり印象に残ってますもん。。
おば様方はこれでいいのかしら…と人事ながら何度も思いましたもの笑

とにかく全編通してえげつない。
殺し方もえげつないし、殺人までの過程もかなりえげつない。
登場人物たちの思考も行動もビジュアルでの血液多用もきつかったし、
対象が女性ということなので強調される慰み者シーンもかなりきつい。
これをレイトショーで見て一人で帰るのは本当にお勧めできません。
救いだったのは「悲鳴」や体を切断する時の「音」が多用されていなかったこと。
瞬間で別の場面に切り替わるので、見ている側で想像するのみなのです。
下手に半端な悲鳴や音だと気をそがれる可能性もあるので、
そっちの方が今回は見やすかったんじゃないかとも思いますが、
まあ大体は痛みの声は耳に残ってしんどくなるのでここは嬉しかったです。
想像しちゃってますます怖くもなるんですけどね。。

結構胸中ではつっこみ連発でしたが、
かなり長い上映時間にもかかわらず、退屈もうたた寝もせず、
ずっと釘付けだったので映画としてはつまらなくはなかったです。
が、もう1回見たいかと言うと勘弁。。
ホラーとしても惨劇を楽しめるような娯楽性ではないし、カタルシスも無いし、
見終わっての気分としては沈んで沈んでしょうがない暗さでした。
(あまりに気分が悪かったから、予定を変更して明るい映画をもう1本観て口直ししました)



スヒョンがさっさとギョンチョルをどうにかしとけばよかったのにー
下手に町に放すから、行き会う人がどんどん犠牲になるのにー
警察に捕まえさすのが嫌で、すぐに殺すのも嫌で、だったらとりあえず拘束しとけよ!
無関係のそれまでフラグ立ってなかった人を巻き込むなよ!
助けに入るの遅いよ!それ完璧彼女のトラウマだよ!!
ていうか警察ってそんなに無能なのか!!!
そんなことを思いながらの2時間超でした。

あと、真面目な話、
あんまり出てこなかったけれど、こんな先輩を持った後輩くんが可哀想でなりません。
見つかったギョンチョルの近くに発信機があったら当然警察も気が付くわけで、
…あれこれってうちらのじゃない?→ちょっと確認しようか
→え、あれ本当だ1個無くなってるわ→誰だ持ち出したのは!
→すいません盗んでこっそり先輩に渡しました…→後輩に処分 となると思うんだけれど。。

スヒョンのせいで多方面への被害が拡大したとしか思えない。
そういうところも後味の悪さの理由なのですよね。
ポップコーンを買っていた人たちは食が進まなかったのではないかなぁ。。


ああ。
きっかけである恋人と、その家族のことしか気にせず(それも十分ではないが)、
新たな被害者を作らないことや、被害を食い止める、二次被害を予防する、
ということを考えないようになっているのも、スヒョンもいつのまにか「悪魔」に
堕ちてしまったという一面なのかもしれないねぇ。
ギョンチョルの家族(ほぼ離縁)に対してのあの行為も。。
彼女が受けた痛みの分、奴に制裁を加える!とは思っても、
彼女が受けた痛みを、これから受ける女性が居なくなるように、とはならないんだ……

     





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最終更新日  2011年02月27日 15時17分32秒
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