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2011年08月01日
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カテゴリ:本棚 映画
 公式サイト

時は17世紀、ヨーロッパのイベリア半島。
天下の大泥棒・石川五右衛門(古田新太)は
女海賊のアンヌ・ザ・トルネード(天海祐希)の用心棒として、
地中海で暴れ回っている。

ある日、アンヌが小国の王家継承者だと判明。
王亡き後の腐敗政治を聞いた彼女は、生粋の男気で女王就任を引き受ける。
最初の仕事は海賊の討伐。不本意ながら、
アンヌの仲間を守っていた五右衛門と対立することに。
一連の出来事を不審に思った五右衛門は、アンヌを救い出すべく城に乗り込んだ。

そこで、五右衛門が見たものは……!?

五右衛門とアンヌ、ふたりの運命やいかに!!....


公開直後に観に行きました~
もうずっとずっとずーーーっと楽しみにしてたのですよ!
30分前くらいにチケット買ったら、危ないところで残席4でした。
一番前しか余ってなかった…。そして上映開始時には残り3席も埋まってた…。


前作とのつながりは聞いていた以上に無かったです。
前作の人を匂わすような言動もなく、ちょっとしょんぼり。
あえて言えば、今回の五右衛門を追いかけまわす賞金稼ぎデスペラード豹之進(山本太郎)?
日本人とのハーフで、日本に行ったことがない…という設定で見ると、
前作で一緒に海を渡った江口洋介の息子なんだろうかねぇ。
でも、そうすると…五右衛門って今いくつ!?

天海祐希さんめちゃ格好良かった。兎にも角にもそれに尽きる舞台でした。
ああ、脚本家さん天海さんにこういう格好させたいんだね、って凄く思った舞台でした。
衣装の変化と見せ場の多さと、またその衣装の凄さというのがね、たまらんのです。
ヅカ好きの方のハートもバッチリつかんだんじゃないんでしょうか。まさにオスカル様です。

・橋本じゅんさん
キャラがめっちゃ良かった!
ただの小悪党かと思いや、まさかの女装趣味!
フリフリドレスに憧れる脳内乙女のむさくるしい海賊野郎!
一瞬でのキャライメージチェンジが最高すぎる。
暴露以降の自由っぷりがたまらんでした。
耽美・女装としては全く似合ってないんだけど、可愛く見えてくるのですよ。

・粟根まことさん
小悪党か裏切り者かというイメージがすっかりついていたので、
また今回も敵側か…と思ったら、ふつーにいい人で凄くびっくり。
お国のために主人公を見つけ出して呼び出して、
海賊が女王としてやっていけるように手助けする…なんて素敵。そして愛妻家!
……と思ったら、やっぱりか!笑
殴られて吹っ飛ぶところの演出が秀逸すぎて思わず吹き出してしまった。

・浦井健治さん
ぽわーんとして薔薇(アンヌ)にメロメロな隣国の王子様。
年下のいいとこぼっちゃんの子犬のように一心に好意を告げる姿にキュン。
そしてアンヌのあんまりお育ちのよくない反応(言動)にも、
臆することなく好き好き光線出し続け…というわんこっぷりにもキュン。
あーもうこの子超可愛い。ちょっと馬鹿っぽいところもたまんない。
そりゃ国で人気も出るわけですよ。きっとみんな優しく愛でる視線なんだろうね。
でも、まあ、そんなお馬鹿なだけではないとこも強調してくれるシナリオが良かった。
アンヌがあんな感じなので、普段はアンヌが亭主関白みたいなんだけど、
実は一番アンヌが頭上がらないのはいつもにこにこしてる旦那で…っていう、
たいそう可愛い女王と夫になりそうで良いね。

・森奈みはるさん
若干アレではあるものの、夫大好きでアンヌ様大好きのいい人。
よく考えたらあの国内情勢と環境で、あんだけアンヌ側になれるって凄い人じゃないか。
貴族なのに、アンヌが望むからってだけで兵士(下民)の手当てまでしてたし…。
それまでそういう発想が全く無くて、他の貴族たちは心底アンヌを軽蔑したのに!
そんな感じで、いつも一生懸命でなんか可愛いなーと微笑ましかったです。

・神田沙也加さん
絶対この子は裏があるわよ!!!
と思ってずーーーっと見てたけど、めちゃ可愛い子でした。
なんだよあれ。あの環境で奇跡のようにいい子じゃないか。
身内がアレなだけ、どうやったらあんな純粋培養になるのか心底不思議です。

・他
高田聖子さんは今回もかっ飛ばしてますね。
どちらかというと味方側の時の方が好きなキャラ多いんですが、今回はばっちり悪役でした。
ということで、本当にかなり倒れてくれて胸のすくキャラでした。
藤木孝さんも悪役。というか小賢しくて強欲で権力への拘りが強い、もろボスです。
意外性もなく最初から悪役一直線だったので、こちらも本当に苛々させられました。
怖い人です。
歌い手さん2人が凄く好きなんですが、パンフにもサイトにも載ってなくて残念…。
ミカン箱のシーンはたまらんかったです。あのためにDVDを買いたくなるくらいに!
五右衛門の髪型は前回よりこっちの方が格好良くて好きでした。
ただまあ、ロゴのイラストは前回風なのでちょっとあれれ?ってなりましたが。

でまあ面白かったのですが、
残念ながら実はそんなにノれなかった……。
ゲキシネで見た中では相変わらず一番好きなのものめり込んだのも朧の森なんですよね。
なんというか、古田さんは主役より脇の方が好きなんです。
とても味があるし、上手いし、魅せ方もわかっておられるな~とは思うのですが、
なんか主役で中心でずっと居るのを見ていると、小手先っぽいところを感じるというか、
必死で舞台の中でキャラクターが「生きてる」感じがしなくて。。
なので、脇でがっちり味を見せてくれる方が好みなんですよねー。
(「蜉蝣峠」も主人公の闇太郎より、堤真一さんの天晴を中心に見ていたので。。)
後、一番の原因は…舞台装置。
全面LEDパネルって言うんですか?スクリーンみたいな感じで、
次々舞台の背景が映し出されていったり、一面光ったり。
お城になったら背景が写って、書斎(?)になったら一面の本棚が写って…
大道具の迫力と、確かに舞台上にあるという物体としての力強さ、
照明やスモークにより生まれる印象の違いが大好きなので、
もともとスクリーンに映像多用ってのが好きじゃなくて…今回はしんどかった。。
蛮幽鬼の映像シーンだけでしょんぼりしたくらいだからなぁ。あれはタッチも原因ですが。
思えば、アオドクロでギリギリでした。
そういう意味でも『朧の森に棲む鬼』が一番好きなんです。
だってあの森の迫力!滝の凄さ!そして他シーンとの変化の差!
半端なく眼福な生っぽさじゃありませんか!

ということで、その気になったら2回3回観ようと思っていましたが、1回でいいかなと。
面白いんだけど消化不良という微妙なハイテンション故に、
『蜉蝣峠』のDVDを買って帰りました。(朧は持ってるので。)

まあ、古田さんにしてもLEDにしても、
同じこと思った!って人はとんと見ないので、
今後は徐々に離れていくことになるのかな。。
ドキドキしながら髑髏城のゲキシネ化を待っています。

  





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最終更新日  2011年08月02日 01時30分07秒
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