|
カテゴリ: 少女小説
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 最愛のメリルと湖畔の家に住んで十年以上。 竜属の時を生きるようになったスウェナは結婚した頃の姿のまま、 長くて甘い新婚生活を送っていた。 子供たち二人もすくすく育ち、倖せを絵に描いたような毎日。 そこに異変をもたらしたのは、故郷からスウェナを頼ってきた妹のマリサと、 “悪辣な竜に囚われた姫君”の噂を信じ、 ヤル気満々でスウェナを救いにきた自称勇者の優男・ルスランだった。 魔属と人と、それを繋ぐものたちの想いは交わり、そしてー!? 大人気シリーズ第三弾は、新旧の恋の坩堝。 随分前に2巻を読んで、あれれー?と感じたのでそれっきりだったのですが、 またまたあれれー?です。面白いじゃないの! 1巻のように主人公付近の小さい規模のお話で、 世界情勢とかあまり関係なくいい感じのおさまりで非常に好みでした。 スウェナとメリルの甘酸っぱい描写というのは流石になかったものの、 (←結婚生活十年以上、子ども2人ですし) キャラが魅力的なのでそちら方面で随分と満足させていただきました。 子ども可愛いわーたまらんわーそして村の家族がいいわー 竜兄の性格もおかしくて、確かにこんなのが相手だとしんどいだろうな、と苦笑い。 人の話が耳に入らない、自己中ナルシストで強いなんて、もう最強キャラですよね。 ルスランも斜めに突っ走ったキャラクターで、 あのスウェナが突っ込み側という濃すぎるキャラたちも楽しかった~ 父親同様、「失恋竜」になっちゃったセツの、 幼い失恋も、かわいそうだけど微笑ましくてよかったなぁ。 シリーズ次巻からは、このセツくんと、 今回泣いて&寝てばっかりだった妹の世代の話とのことで読むの決定です。 完結済みの本は安心して読めるのが嬉しいですなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年12月06日 17時14分12秒
[ 少女小説] カテゴリの最新記事
|