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2011年12月14日
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
「いらっしゃいませ~」背筋も凍るサワヤカさで、
リナを出迎えたのは…歩く超常現象、白蛇のナーガ!!しかもなにやらメイドコスぅ!?
ここは人里離れた森の中。人の気配もしないこんなところに、
なぜかポツンと現れたのは、場違いなまでにギャルギャルしい一軒の店だった。
思わず足を踏み入れたリナに、店でアルバイト中のナーガが微笑む!
「ほーっほっほっほっほ。見たからには逃がさないわよリナ=インバース…」かくして。
またまた不吉にトラぶりそーな予感でいっぱい。
表題作「地底王国の脅威」、「魔の海のほとりにて」など4編の短編を収録。
たとえ地の底、水の底。リナ=インバースのゆくところ、死してシカバネ拾う者なし。

【目次】(「BOOK」データベースより)
魔の海のほとりにて/ゴースト・ライフ/地底王国の脅威/
スレイヤーズすぺりおぉる 今そこにいる女房


久しぶりのスレイヤーズ。
小学生の頃コレに嵌ったのがそもそもの始まりか。
おかげで中二街道まっしぐらとなって現在に至る…という原点の作品です。

で、すぺしゃる24巻。
スクランブル・グリルあたりまでは新刊で買ってて、
その後は暫くあいてちょっと古本屋でスイートポテト読んだりしたっけ。という具合でした。
アニメRもさっぱり視ていないし、すっかり遠ざかっちゃってるなぁ。
現在でもすまっしゅとして短編は続いているそうで、本当に長寿作品で改めて驚きです。

久しぶりに読んだら、とても面白かったです。
なんか視野が広いというか、変わった舞台の作品が2作あったのが面白くて。
その1作目「地底王国~」は森の奥でドワーフがやっているお店が舞台でして、
なんとそこはゴブリンやその他(リナにとっては)ザコモンスターたちの武器屋さん!
そういえば奴らって武器持ってたよね、あれらってどこから…??
という気がついてみればなんとも、な裏設定というやつでしょうか。
なんとドワーフがわざわざゴブリンたち仕様にちょっと使い古したようにデザインした、
けれどちゃんとドワーフ製の優良な武器防具だったとは!
お店を見つけちゃった人間は、人界で他言できないように、
アルバイトとして魔物にヒトを襲う商品を売る「共犯」にしちゃおうというわけで、
今回はリナとナーガが魔物相手に店員になっちゃうという珍しい展開なのです。
しかもドワーフ自体非常に接触が稀な存在らしく、リナも目にするのは初めてなのも面白い。
で、さらに、基本的に色々非常識な展開に遭遇してきて、
いい加減何にでも慣れてきているんじゃないかというリナ(+ナーガ)が、
今回はあまりのショックにより本気で記憶隠蔽・捏造するような出来事が発生!
しかも、その出来事を連想させる単語に無意識に震えてガタガタしちゃって、
あれ…なんで?いや、でもなんかまあいいや!気にしない!
みたいな普段のようなおちょくりではなく、本気の回避思考が働くのが最高にツボでした。
そうか、あの2人でもそういう反応するんだー(*´∀`)

「ゴースト~」は、幽霊退治の依頼を受けたら、
幽霊ごっこしてる人間に逆に勧誘されちゃって、
幽霊ごっこしたら非常に楽しくてむしろ結構本気になってきたwという、
若い子の悪ノリ全開な話で、年相応のリナを見れた気がしてなんかほほえましくなったり。

最後の「魔の海の~」は本当に珍しく、海の話でした。
海と言えば、アニメ「TRY」でようやく海の向こうへ行けたわけですが、
そういえばこの世界は降魔戦争や結界で囲われた世界だったっけ。
今回は魔海(付近?境界くらい?)に沈んだ沈没船の財宝探しという、
これまた珍しくずっと海の上なミッションなのでした。
「海賊」という存在も出てきたり、謎の生命体も出てきたり、
これまた今までのドタバタな「やっかいな人たちとの関わり」ではない話になっていて、
面白かった。書き下ろしもこれに関しての話で、こちらもなかなか。

京都市図書館のネットワークで見つかるのは、
なぜかこの途中過ぎる24巻だけがぽつんと1冊だけ。
他の巻もあったらいいのになー


       





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最終更新日  2011年12月14日 14時15分54秒
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