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カテゴリ: 恋愛
原作小説の紹介文 一度きりの過ちを、よりによってアイツに見られた…。 藤崎乙華は理事長の娘。 校則通りの真っ黒な髪の毛に、きっちりと二つに結んだ三つ編み。 度のきつい眼鏡。丈の長いスカート…。真面目ひと筋でやってきたのに…。 クラスの人気者篠田圭吾とクラスでは浮いた存在だった乙華のふたりだけの秘めごと。 ふたりごと。 原作有りと気がついていなかったので、 ぐんぐん進むストーリーに始終置いてけぼりにされた気分でした。 が、小説のマンガ版ならこれはこれでそう悪くはないんじゃないかな、と思うのです。 要所とあらすじを簡単に知れるし、忙しい人用にはいいんじゃないかなぁ。 2人の恋愛、しかもここまでパターン通りなストーリー展開にキャラ設定だと、 萌える萌えない以前に……うん、あんまり好きじゃない。 一応最後まで読んだものの、 この手の購買層とは違うんだろうな、と自覚しただけでした。 ま、面白くないのは尺が短いからなのかもしれないけれど。 2人の感情の波や変化に尺をとると、ストーリーが進まないものねぇ。 で、ストーリーだけ進めても、キャラクターたちの変化が唐突すぎるし……。 けれども、最後のどんでん返しは面白かった。 好きになった男は父親の妾の子→異母兄妹!?→ヒロインは実子ではない!! 突然の血縁話浮上に、そこまで設定を詰め込むかと苦笑していたら、 まさかのヒロインが養子という……えー! しかも最後の方で男は以前から、 実の父のことも、ヒロインの養子話も知っていたという。 うーん。悪く言えばパターン通りなんだけれど、 そういう美味しい設定詰め込みなんだから、 もっと丁寧に作りこんで尺とって描いてくれたら、 そこそこに切なかったり可愛かったり きゅんきゅん出来たマンガなったんじゃないかなぁと少し残念。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年10月08日 12時16分51秒
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