中村うさぎ・倉田真由美「うさたまのオバ化注意報」
出版社 / 著者からの内容紹介「女性セブン」で'03年10月から'04年8月まで連載して好評を博した中村うさぎのエッセイと倉田真由美の漫画のコラボレーション。ショッピング中毒からホストクラブ通い、そしてホストに出会ったことで若さと美貌を振り返ることになり、美容整形へ…とハマっていった中村うさぎ。しかし、外見の老化を防止、修正することができても、内面的なオバサン度はまた別の問題と感じ、真のオバサンとはどんな存在なのか、オバサン化をくいとめるためにはどうしたらよいのかを追及します。また、オバサン度の高さを自認する倉田真由美も年齢を超えた"オバ化"について考え、漫画で表現していきます。彼女たちが定義するオバサンとは憎むべきもの、否定するものでなく、ときに愛しく哀しい存在です。 【目次】(「BOOK」データベースより)“傍若無人”を“天真爛漫”と言い張るオバサンマインド/オバサンが気にする「世間」には「顔」がある/オバサンの服を笑う者こそオバサンである/「熟女AV」に自己投影するオバサンの自意識/独善的ルールで大イバリ「銭湯の王様」/群れ固まる女子高生とオバサンの共通点は「世間の狭さ」/オバサンの「お得」って、合理的じゃない/オバサンの噂好きは平穏無事な生活の確認作業/人生がつまらないからオバサンは趣味に走る/オバサン料理を貧乏臭くしているのは…〔ほか〕 うーん……そんなに、おもしろいかな、これ…。。いやま、うさぎさんのエッセイ部分はそこそこでしたが、倉田さんのマンガ部分が短くて、これって二人で連載するメリットは…?と思ってしまいました。多分私が倉田さんをあんまり好きじゃないってのもあると思うけど。上部にちょこんと載ったマンガに、1ページ分の満足感を感じられないから、これらのページの空き部分がもったいなく感じちゃうのでしょう。あんまり共感できることもなく。でもそれってつまり、自分のオバサン化がそれほどじゃないってことだったらば、むしろ喜ぶところなのか。だとするならば、後数年たったらもっと楽しめそうってことかも。とりあえず今の感想は、 物 足 り な い 。