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今月頭にマーケットで久しぶりにフランセスと会って話しをしました。
フランセスファミリーはパプアニューギニア出身で 私が働いていたクルーズ船が到着する夕方になるとファミリーそろって 船のお掃除に来てくれていました。 子供たちもみんなで手伝って 船中をきれいに掃除してくれていました。 すごく働き者一家で船のクリュー達からもすごく信頼されていたのでした。 そしてその契約がおわり フランセスは他の船で働きはじめ フランセスの長男のWAYNEが学校の合間に同じクルーズで ワークエクスペリエンスとして働きはじめました。 すごくハードワーカーで そのあとは船のエンジニアのトレーニングを受けたり ダイバーの仕事も良く手伝ってくれたりして すごく頼もしい存在でした。 いつも朝、会うと HEY!MAKI~と元気よく声かけてくれて いつも笑顔のWAYNEでした。 彼ら兄弟のはじめてのダイビングに連れていったこともあり とっても喜んでくれたことも、覚えています。 久しぶりにフランセスに会えて とても嬉しくて WAYNEはどうしているの? と聞くと WAYNEは2年ほど前に働いていたホワイトボートに乗っていたときに 行方不明になり なんと数日に渡るサーチの後にオークランドのハーバーで発見されたのだそうです。 そんな予想してもいなかった言葉に、ショックのあまり言葉が出ませんでした。 あふれそうになる涙をおさえるのが精一杯でした。 フランセスは ぼくたちにとってすごいハードなことだったよ。 兄弟たちも一時期はとても荒れたけど、今は落ちついてきていて 自分の道をみつけはじめているよ。 今はすごくよくなっている、、、。 今は本当に良い人たちに囲まれて 僕もやっと平和な気持ちになっているところだよ、、、。 と教えてくれました。 言葉に詰まる中で 精一杯 私の中にはWAYNEの良い思い出がいっぱいだよ。 と伝えるのでした。 ケアンズに戻れば、知っている人や友達、前のワークメイトにはいつだってすぐに会える、、、そんな風に思っていたのが そうではないことがある、、、 ということを目のあたりにしたのでした。 WAYNEはすごく若かったけど、いつもとても一生懸命で いつだってニコニコと笑顔でした。 海が大好き、、、という者同士 WAYNEと同じ船で働けたこと、楽しい時間を共有できたこと、 このケアンズで出会えたことに感謝です。 たくさんの素敵な思い出をありがとう~という気持ちでいっぱいになるのでした。 WAYNEから教えてもらった どんなときも精一杯ベストを尽くすこと 笑顔でいること の大切さを胸にしまって 日々の生活を励んでいきたいと思うのです。 読んでくださりありがとうございました。 感謝を込めて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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