ヤッホー!
「キャンピングカーで行きたい」
息子がいいます。
うちにはキャンピングカーはないんだけどね(笑)。
寒くなる前の季節まで、夜からでかけるアウトドア。
愛車セレナをフラットにして、軽くて薄い布団をしきつめるだけなんだけど
それがなんだかとてもワクワクするらしい。
アウトドア好きだけど、そう凝るわけでもなく
身の丈を知るといったら耳障りはいいけど、
まぁそう大変な用意でなく、いつでもフラッといけるような
ありあわせなんちゃってスタイルなアウトドア。
横になって車から見える夜の景色は、いつもと違う空間になるようで
いつもならそう出ない夜のドライブ、ましてや街の光がまぁるく重なって幻想的。
ゆらゆら光に揺られながら、夢見心地で眠ること。
さざなみの音で目を覚ましたら、目の前に広がるのは誰もいない朝の海。
あるいは鳥のさえずりに起こされて、眼下いっぱいに広がる谷間の緑に埋もれること。
それがすごくうれしいんだって。
娘と息子とパパの三人、というにもいいんだろうなーと思う。
小さな弟と私がいるときとはペースが違う。
甘えのない環境で挑むさまざまは、ちょっと大人な気持ちにさせてくれると思う。
パパの大きなリュックには、いつも携帯用のコンパクトなコンロと、
娘がプレゼントしたアウトドアの小鍋、
インスタントラーメンが入っている。
ラーメンだって、トーストだって、山の上で食べれば
本当にキラキラしていて、心の深いところに刻まれるおいしさです。
お留守番の私は、しっかりにぎったおにぎりと、
山頂で食べるとおいしいだろうと思われるちょっと小粋なおやつを持たせます。
いいなー、今頃山の上。