まっすぐに
常々、バランスが一番大切だと思っている。
年を重ねるほど、家族が増えるほど、
いろんな関係や仕事が網の目みたいに広がっていって、
それはしっかり根をはった大きな木の幹に、
子枝がいくつもその先を広げ、
たわわに葉をつけ、実をつけるようなもので、
とても豊かで、幸せに満ちたそのものだと思う。
豊かに広がったそのどれもが大切だからこそ、
バランスをとること、さじ加減を、とても大切に思っています。
だけど、最近ちょっとがんばったことがある。
私はそう保守的な方ではないし、
荷物もそう多く持ちたがるわけではないんだけど、
家族が増え、友達やさまざまな付き合いのなかで、
分を知る、とか、わきまえる、ということが上手になってきた。
それは美徳でもあるし、いろんな和を調和することでもあるし、
そのバランス感をとることが好きなことでも憧れることでもある。
こういうのができるようになるのが年の功だとも思う。
でも、年甲斐もなく、分もわきまえず、飛び込んでみる。
おそらく表面上は誰もそう気がつかないと思うけど、
そのことでちょっと迷惑をかけているかもしれないし、
大手を広げて歓迎してもらえるわけでもないかもしれない。
ちょっと背伸びもするし、ちょっとバカにもなる。
<かもしれない>がホントであっても、
それでも
行きたいところへ行く。
それ以外の声は、ゆっくりゆっくり時間をかけて、
ゆっくりゆっくり、あたためてとかしていきたいなーと思います。