ドラえもん・ザ・ロボット
先日嫁さんが、通販でドラえもんのロボットを買いました。(詳細)ドラえもん・ザ・ロボット \19,800-記憶では3,4月くらいに発売されたんですが、これがまたえらい人気があって、あっという間に完売。入荷待ちという状況になりました。こういう人気商品の場合、大抵はオークションで定価以上の値が付くのが多いですよね。実際、定価は\19,800-ですが、Yahooのオークションを見ると、平然と37000円とかで出してる人とかいるんですよ。(流石に売れないみたいですが)しかも良く見ると、予約しただけで、入荷してから発送・・という条件でオークションに出す人もまた多い。いろんなサイトを見ると、6月下旬に2次出荷されるようで、その頃まで発送できません・・と下に書いてる人のまた多いこと・・。恐らくそういう転売組の人たちは、今後も品薄傾向が続くと思って先行投資しているんだと思います。品薄の時は、高くても売れますからね。ところが、いざ出荷の時期を過ぎてみると、これがどうやら、潤沢に流通し始めたようなんですね。楽天で「ドラえもん・ザ・ロボット」で検索してみると、結構在庫あるんですよね。つまり、転売組の人たちの目論見は外れて、手元にはさほど欲しくも無かったロボットが残り、結局ショップの送料分だけ損して、入手価格でオークションに出すはめになる訳ですね・・。6月の同商品の落札価格の推移を見ると、6月20日頃を境に、落札額がほぼ定価未満になっています。また、現在の出品状況を見ると、未練がましく元を取ろうとする出品は、誰も買い手が付かず、悲しい状況です。まぁ、2万円程度の物なので、大した金額ではないんでしょうが、リスクと手間の割に、あまりいい商売ではないようですね。さて、実際に手元に届いたドラえもん。どんなものかと試してみると、やっぱり2万円だなぁ・・という印象。というより、コミュニケーションが主体の設計だとどこかで聞いたのですが、そのコミュニケーションがとてもヘンです。何がヘンかって、一番おかしいのはこのドラえもん、他人行儀なんですよ。私個人の印象ですが、発する言葉の半分くらいが、「ですます調」なんです。例えば、リモコンで動かすモードを終えると言う言葉が、「操縦モードを終わります」。テレビのドラえもんはのび太くんにそんな口調では話しません。「あ~、楽しかった」とか、もうちょっと気の利いた言葉が欲しいですよね・・。こういう場面が随所に見られて、どうもこう、愛着が沸きません。まあ、29歳のおっさんが、こんなドラえもんのロボットに愛着を持って接する姿も気持ち悪いですけど・・。技術はいいんです。2万円にしては、いい技術を沢山使っています。だけど、肝心の会話がこれでは、全然楽しめないと思うんですが、どうなんでしょうね、これ・・。嫁さんも、あんまり愛着が沸かないみたいです。まあ、昔買ったaiboも、今じゃホコリをかぶっているので、遊べる時間が長いか短いか・・くらいの差しか無いんですけどね。世の中、技術先行なんですかね。このドラえもん・ザ・ロボットの声をレコーディングをしている時、大山のぶ代さんは、どういう心境でレコーディングしたんでしょう。違和感があったでしょうね、きっと・・。