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カテゴリ:東日本震災関連
農産物に携わる仕事をされている方達には、辛い状況が続いています。 <「栃木を食べよう」ろまんちっく村運営会社、県産農産物販売で応援> ろまんちっく村を運営する「ファーマーズ・フォレスト」は「栃木を食べよう がんばろう東日本!」プロジェクトを推進している。東日本大震災による停電で 凍害などを受けたり、東京電力福島第1原発の事故で風評被害にあったりしてい る県産農産物を積極的に販売することで、県内農業を応援する。 その動きは官と民の垣根を越え、全県に広がろうとしている。 同社は県内約400軒の農家と契約し、ろまんちっく村の農産物直売所「青空 市」や宇都宮市のアンテナショップ「宮カフェ」の土産店「@miya」などで 県産農産物を販売している。新鮮で安価な県産農産物は人気が高かった。 ところが、震災で状況は一変。特に被害が大きかった県東部の農家では停電で トマトなどが凍害の被害を受け出荷不能に。 追い打ちをかけるように、原発事故の風評被害で県産農産物の価格が暴落した。 農家は二重の打撃を受けている。 宇都宮市徳次郎町で農業を営み、青空市にダイコンなどを出荷している 池田平さん(62)は「特に風評被害の影響は大きい。市場に品物を出しても半値 くらいになってしまう。自分の子供のように大切に育ててきたんだけどね…」と くやしさをにじませる。 ろまんちっく村も園内の道路が隆起するなどの震災被害を受けたが、同社の松本謙 社長(44)は地域貢献の一環として県産農産物の支援強化を決意。 園内の飲食店で提供する料理のほとんどを県産農産物でまかなえるようメニューを 変更したほか、農産物販売額の一部を岩手、福島、宮城の東北3県や、県内の被災地の 支援のために寄付する活動などを始めた。 こうした活動に県や他の飲食店や小売店なども賛同し、栃木を食べようプロジェクト を近く拡大させる予定だという。 松本社長は「私たちの役目は消費者と生産者をつなぐこと。県産農産物の安全性を 発信し、農家には積極的な出荷を、消費者にはさらなる購入を促したい」とし、県産 農産物の消費拡大を訴えていくという。産経新聞 4月14日(木)7時56分配信 ★引用元:Yahoo!ニュース お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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