5月17日は、京都鞍馬寺でウエサク祭(五月満月祭)が
開催されますね。関西の方でしたら、ご存知の方は多いのかな?
ハハは最近になってから、この様なお祭りのある事を知りました。
五月満月祭では、鞍馬山に祀られている大魔王尊に人類の幸福を
祈願します。満月に灯を捧げ清水を供えて、宇宙の大霊より力を得
自己の魂のめざめを祈る祭事です。
鞍馬山で古くから密やかに続けられてきた儀式ですが、ヒマラヤ山
中やインドで同じく五月満月の夜に行われている「ウエサク祭」と
相通ずるものであること。また、東南アジアの仏教諸国においても
釈尊の生誕と成道と涅槃を同時に祝う「ウエサク祭」が行われてい
ることから、昭和29年より鞍馬山でも広く信徒に呼びかけ、共に
祈りを捧げるようになったそうです。
「五月の満月には天界と地上の間に通路が開け、
ひときわ強いエネルギーがふりそそがれるという日。」
満月になる時間は午後8時9分以降。
今年は、祭を実施している最中に満月になる数少ない年だそうです。
牡牛座の満月の日は、宇宙からの聖なるエネルギーがたくさん降り
注ぐ日として、世界各地で祝福のイベントを行っているとの事です。
鞍馬寺の祭典は「きよめ」「はげみ」「めざめ」の三部にわかれて
いて、ひと晩かけ早朝まで行われます。
この日は、できるだけ実際に月を見て下さいね!
残念ながら天気が悪くて、満月見られない方もいると思います。
でも、実際に姿が見えなくても、雨の日でも、月のパワーは降り
注ぎ大気に満ちますので、必ず外に出てその気にしっかり触れると
いいそうですよ~。
身も心もウエサクの満月の光で浄化しましょうね。
きっと、日頃の疲れや穢れが清め払えるはずですよ。
そして
震災の土地に早く平穏が訪れる様、一緒に天に願って下さいね。
ウエサク祭について、詳しく知りたい方はコチラv
同じ時期に、日光では
「日光東照宮春季大祭」
(にっこうとうしょうぐうしゅんきたいさい)が催されます。
17日の例祭は斎行ですが、17日の流鏑馬(やぶさめ)神事と
18日の百物揃千人武者行列は残念ながら今年は中止となりました。
2つとも日光東照宮春季例大祭の中心行事で、春と秋に行われて
います。
絢爛豪華な衣裳に身を包んだ氏子たち約1000人が、二荒山神社から
御旅所まで練り歩く「百物揃千人行列(ひゃくものぞろい-せんにん
-ぎょうれつ)」と流鏑馬神事は、毎年多くの人出でにぎわっていた
行事だけに中止の決定は大変残念です。
そちらは月、出てますか?