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カテゴリ:ココロニイイコト
柴田トヨさん、100歳 「人生で今が一番幸せ」
ベストセラー詩集・『くじけないで』のPVです。トヨさんのお声が聞けますよ♪
★処女詩集『くじけないで』が150万部のベストセラーとなっている詩人、柴田トヨさん(99)から17日、産経新聞社に、東日本大震災の被災者に向けた詩「被災者の皆様に」が届いた。トヨさんは詩集の印税から100万円を寄付したいと話している。 1人暮らしのトヨさんが住む宇都宮市も震災当日は震度6強の地震に見舞われた。家財が散乱するなどしたが、トヨさんは入浴で看護師と一緒だったため、無事だったという。 上記新聞記事で「被災者の皆様に」という詩が紹介されていました。 「被災者の皆様に」 柴田トヨ あぁ なんという ことでしょう テレビを見ながら 唯(ただ) 手をあわすばかりです 皆様の心の中は 今も余震がきて 傷痕(きずあと)がさらに 深くなっていると思います その傷痕に 薬を塗ってあげたい 人間誰しもの気持ちです 私もできることは ないだろうか? 考えます もうすぐ百歳になる私 天国に行く日も 近いでしょう その時は 日射(ひざ)しとなり そよ風になって 皆様を応援します これから 辛い日々が 続くでしょうが 朝はかならず やってきます くじけないで! 柴田トヨさんが一字一句大切に言葉を選びながら、丁寧に詩を書き込こんでいる感じが伝わる詩ですね。 トヨさんのお人柄が、詩集全体に満ちているようです。 人の心の琴線に触れる作品を作れる方は、本当に「神様からの贈り物」をもっている人だと思います。 その「贈り物」で、多くの人の心が癒される事を願っています。 地元栃木にこのような方がいると、とっても励みになります。 だってトヨさん100ですよ!100年も生き抜いているのですよ。自分も滞ってられないぞ!なんて~。 ◇トヨさんのプロフィール 明治44年、栃木県栃木市の生まれ。 裕福な米穀商の一人娘として生まれたが、10代のころに家業が傾き、料理屋などに奉公へ出る。 20代で結婚も数カ月で離婚。 33歳の時に再婚して一人息子を授かった。 平成4年に夫と死別してからは、宇都宮市内で一人暮らしを続けている。
◇関連ブログ:2011/02/25 「くじけないで」を知っていますか?
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