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カテゴリ:放射能関連
<野生キノコ>秋の味覚に風評被害も…福島でセシウム検出 福島県内の野生キノコから国の暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムの検出が相次ぎ、県内43市町村で野生キノコが出荷停止となった。 茨城県高萩市でも規制値を超えたチチタケが見つかっている。 秋の味覚の代表格マツタケをはじめ、これからキノコ狩りのシーズンを迎えるが、各地で客足が遠のき、風評被害も出始めている。 毎日新聞 9月16日(金)11時41分配信 引用元:Yahoo!ニュース チェルノブイリの原発事故の時に 「キノコとブルーベリーは食べるな!」と言われていたそうです。 日本においても、キノコからのセシウム検出が目立っています。 「日本土壌肥料学会」の土壌・農作物等への原発事故影響の報告によると 野生キノコは他の食品より、放射性物質を取り込みやすいそうです。 特に土から生える菌根性キノコ(マツタケ、チチタケなど)は、枯れ木や 落ち葉から発生する腐生性キノコ(マイタケ、ナメコなど)より、数値が 高いとの調査結果もあるといいます。 キノコは通常の植物の様に葉緑体を持っていないので、自ら栄養分を作り 出すことが出来ないそうです。 その為に、他の植物体などから栄養分を吸い取るしかないので、必然的に 「特異的に放射性物質を濃縮する」ようになってしまうようです。 しばらくは、栽培・野生共キノコに関する情報に注目していかないといけ ませんね。 キノコ以外の食品にも、放射性物質を取り込みやすいものと取り込みにく いものがあるそうです。 放射性物質を取り込みにくい食品は、下記の通りです。 (取り込みにくいものから順に記載) <野菜> キャベツ、キュウリ、ズッキーニ、トマト、玉ねぎ、パプリカ、ニンニク、ジャガイモ、食用テーブルビート、ニンジン、大根、グリーンピース、大豆、長豆(英語のBean)、スイバ(ホウレン草に似たベラルーシの野菜) <果物> ☆放射能を「取り込みにくい」果物 リンゴ、ナシ、アンズ、いちご、サクランボ、ラズベリー、白スグリ。あまり食用にはしませんが、ナナカマドの実も。 ★放射能を「取り込みやすい」果実 赤スグリ、黒スグリ、グースベリー、ブルーベリー、クランベリー、クロマメノキ、コケモモ <穀物、その他> 麦の実、秋蒔きのライ麦の実、麦の茎、ジャガイモ、燕麦の実、秋蒔きのライ麦の茎、大豆の茎や葉、飼料用ビート、とうもろこしの茎や葉、燕麦の茎、丸い形の豆類の茎や葉、アブラナの茎や葉、クローバー、種実のつく多年草、ルピナス、天然の干草用牧草地や牧場に生えている草類。 <乳製品> 水分に放射性物質が凝縮する傾向があるため、牛乳は汚染されやすくなります。 (同じ理由で、水分の多いキノコ類が汚染されやすくなっています)。 牛乳より乳脂肪分が高い乳製品(生クリーム、バター、チーズなど)は水分が少ない分、放射線量が比較的少なめ。 ただし、ヨーグルトの上澄み液は放射線量が高く危険。 参照:「ベラルーシの部屋」 日々の食品選択が、ますます大変になってきそうですね・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.09.23 01:15:47
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