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カテゴリ:お買い物のコト
奄美ネットHP内で連載されている
ドタバタ都道府県マンガ「栃っ子レモン」ですが 番外編の 第14話 栃木名物 第15話 栃木名物2 第16話 レモン牛乳 第17話 レモン牛乳2 が、新しく公開されております☆ 14と15話で登場している郷土料理の「しもつかれ」ですが ご存知でしょうか? 「しもつかれ」は、北関東地方伝統の郷土料理で、初午の日に 作り赤飯と共に稲荷神社に供えるという(そうなんだ!)行事 食であり、江戸期、飢饉の時に飢えを凌ぐための食物である 「救荒食(きゅうこうしょく)」としてもよく使われたそうです。 鮭の頭・野菜の切り屑などを大根おろしと混ぜた料理で、古く は、「宇治拾遺物語」「古事談」などの説話にも記述されてい る由緒正しい?お料理でもあるんですよ。 上記の物語で「酢むつかり」と記述されていて、これを起源と する説が有力との事。 地域によりしみつかり、しみつかれ、すみつかれとも呼びます。 ★「しもつかれ」の材料 ・鮭の頭(お歳暮でもらった新巻き鮭) ・大豆(節分に撒いた残り) ・大根・人参 ・酒かす ・醤油・砂糖・水 調味料は一切使わないのが基本ですが、酒粕が苦手な人用に お醤油などを使うバージョンも有ります。大根は、鬼おろしで おろすのが必須! ○どうして塩鮭の頭を使うのか? 節分に使う「ヒイラギの枝に刺した鰯の頭」が邪気を払う事から 塩鮭の頭も、悪霊を払う意味合いがあるそうです。 そして、豆まきをして厄払いをした大豆といっしょに調理する。 「しもつかれ」は、究極の開運食なのかも知れません。 塩鮭の頭はお正月の残りもの。大豆も節分で余ったものを使う 「しもつかれ」は、とってもエコなレシピと言えるのかもですねv ★「しもつかれ」調理方法 ・塩鮭の頭は一度湯がいて、流水にて血合いやよごれを取り去る においが消えるまでさらす ・目の粗い大根おろし器(鬼おろし)で大根とニンジンを粗くすり下ろす 鍋に入れて、そのまま火にかける。 ・大根とニンジンがやわらかくなったら、鮭の頭を丸ごと入れる ・そのままじっくり煮込む ・鮭がやわらかくなったら、骨を取りのぞき、大豆を入れる ・仕上げに塩、しょうゆ、酒かすで味を調え、完成~v ★「しもつかれ」の食べ方 ・冷えた状態で食べる ・温めて食べる ・そのまま「しもつかれ」だけ食べる(お茶うけ) ・ご飯のお供として食べる 動画を見ていただければ分かりますが、独特な外見ですので 好き嫌いがかなり分かれる食品です。味も香りも個性的・・・。 実はハハも・・・ね(;^_^A 祖母も母親も「もらったら食べるけど、自分じゃ作らない」派だ ったので、食べ慣れていないって事もあるのでしょうね~きっと。 昔は「しもつかれ」の季節になると、お昼に「うちの食べてみて!」 って感じで、先輩陣が持ち寄っていた記憶があります。 ホント、その家庭それぞれに味が違っていて、一つとして同じもの がなくて面白かったですよ♪ ★楽天でも販売中v
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