|
テーマ:季節の行事(405)
カテゴリ:歳時記系のコト
スーパーなどでは既に“節分のお豆”が売られていたりしますが
そんな中、目に付いた「大寒卵」の記事・・・。 なんじゃらほい?と思って調べてみたら この時期に生まれる卵を、「寒たまご」とか「大寒卵」とか呼ぶそうですね。 ご存じでしたか? 小寒から節分までの約1ヶ月間を「寒の内」といいますが その真ん中が大寒にあたります。 この約半月間は、特に寒さの厳しい時期となる頃で知られていますね。 この「寒の内」に鶏が産んだ卵を「寒卵」といい 寒の内に産卵された卵は、滋養分がたっぷり含まれており 古来「食べると一年無病息災で送れる」と伝えられ 珍重されたそうです。 また、二十四節気のひとつ「大寒」の中には 更に七十二候の「鶏始乳」という、鳥が卵を抱き始める時候が有ります。 中でも、この「鶏始乳」日に産まれる卵の体内に 金運と幸運の種が宿るといわれ 風水の世界では、生気あふれる縁起物として伝えられているのだそうです。 今年初めて知りましたが 近年、大寒生まれの卵は人気急上昇中なのだそうで 2012年1月21日の大寒の日にだけ採れる「寒たまご」のみを使った シリアルナンバー付きバウムクーヘンも販売されるとのこと・・・。 長野県安曇野市の「あづみ野菓子工房彩香」 『寒たまご限定 あづみ野バウム』を限定で発売♪ 大寒卵を買って 自作スイーツで金運アップを狙ってもいいかも知れないですねv ☆二十四節気(にじゅうしせっき) 1年を春夏秋冬の4つの季節に分け それぞれをさらに6つに分けた24の期間を表すもので 大寒は、二十四節気の第24番目の時候にあたります。 ☆七十二候(しちじゅうにこう) 二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間があり それを七十二候と呼びます。 古代中国で考案された季節を表す方式のひとつです。 ☆鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく) 七十二候の一つで、二十四節気の大寒の末候にあたり 1月30日~2月3日頃に相当します。 「とや」とは、とり小屋のことを指します。 現代のにわとりは、毎日卵を産んでいるのでピンと来ませんが 品種改良される以前は、ふつうの鳥と同じように 年間に数個の卵を産んで雛を孵していました。 なのでこの時候のように、鶏が生む卵にも旬があったのですね。
卵の予約はお早めに!
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[歳時記系のコト] カテゴリの最新記事
|