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カテゴリ:お役立ちのコト
朝から夜まで
★風邪・インフルエンザ…冬の病気は乾燥から!? 隠れ乾燥と冬脱水を防げ! 講師は、東京警察病院の澤田彰史先生です。 ☆乾燥の影響はどの位で出るの? ・湿度が40%を下回ると、体に様々な異常が出始めると言われています。 一般家庭の部屋の湿度は約30%で 広い部屋の方が湿度が分散されてしまう為、湿度が低くなります。 ・電気ストーブやエアコン、こたつ等をつけた部屋は、さらに乾燥度UP。 和室は「天然の畳」であれば、イグサの呼吸で湿度が調整され 湿度が保たれますが、最近多い人工の物では湿度を調節しないので 和室でも湿度は低くなります。 ・学校・百貨店・美術館・事務所などは、湿度40%~70%に保つように 定められています。 ・病院の病室は、湿度を40%~50%に保つよう指示されていますが 60%以上にすると、アレルギーの原因となるカビ等が繁殖しやすくなるので 厳しい管理がされています。 ・ホテルは話し声が漏れないよう気密性を高めているので 湿度が低く、約25%~30%程度しかありません。 浴室のバスタブなどにお湯を張って、意識して加湿しましょう。 ・飛行機は湿度が低く、約10%~20%しかありません。マスクなどで 喉の保湿を確保した方がいいようですね。 ☆乾燥の恐怖「 風邪・インフルエンザ」 乾燥が進んで、湿度が40%以下になると ウイルス自体の水分が蒸発して軽くなり 約30分も、ウイルスが舞い続ける事が出来ると言われています。 つまりその分、人に感染する可能性も高くなるそうです。 インフルエンザウイルスは、低湿度・低温度が大好きなので 湿度が20%以下になると、約66%のウイルスが6時間も生存するそうですよ! ☆風邪・インフルエンザは、体中に多くの支障がおこるそうです! ・咳のし過ぎで、喉にイボが出来ると・・・? 無理な発声になり→ポリープに(。>0<。) ・風邪をひいて鼻をかみ過ぎると・・・? 中耳炎になり→一時的難聴にも(T△T) ☆加湿器を利用しましょう! ・冬の定番になりつつある、電化製品の一つ「加湿器」。 最近は、空気清浄機能が付いた物が主流ですね。 ウイルスが感染しづらい「湿度40%以上」を保つには やはり、加湿器の利用が有効のようです。 ・加湿器がない場合は、湯船にお湯を張った状態で お風呂場の扉を開けておくとGOOD。 ・夜のうちに洗濯を済ませ、部屋干しするのもオススですよ。 ☆意外と体は乾燥しています・・・「隠れ乾燥」って知ってますか? 足のスネで「隠れ乾燥」が判断出来ますよ~! スネは、すぐ下が骨で筋肉も殆ど無い為 皮膚が非常に薄く、体の中で一番乾燥しやすい場所だそうです。 ・隠れ乾燥度チェックΣ(゚д゚;) (※痛みを感じない程度に、加減して行って下さい。) 足のスネを、爪で軽く引っ掻いてみて下さい・・・白く跡が残る人程 体の中が乾燥しているそうですよ! ☆かゆくなる場所で分かる、意外な病気って? ・かゆみの仕組み 体の表面は、皮脂膜という脂の膜で覆われています。 その膜で体の中の水分を保っていますが 乾燥が進むと、その皮脂膜が壊れて中の水分が蒸発してしまい 細胞と細胞の間がスカスカに・・・。 そしてその場所から、刺激のもとが入り込み 「かゆみ」となってしまうそうですよ。 ・スネ・わき腹がかゆいのは、主に老化が原因で 老人性乾皮症と称します。 老化が進むと、潤い成分セラミドが分泌しにくくなる為 発症してしまうそうです・・・(ノ_・。) ☆乾燥の対処法って? ・保湿クリームを塗る。(キホンですね・・・。) 塗るタイミングが重要で、一番のおすすめは「お風呂上がり」です! スネなどには濡れた状態で塗ると、効果が上がるそうです。 二番目にオススメなのが 「朝、家を出る時!」だそうです。 気温が低く、外気が直接体に当たる朝は 非常~に乾燥します。 保湿クリーム等で、しっかり予防して出掛けましょうね。 ☆乾燥の恐怖(その1) 心筋梗塞・脳梗塞! 夏は意識して補給していた水分ですが、冬は寒い事もあり 水分摂取はおろそかになりがちですよね・・・。 しかし先生は 冬こそ脱水症状に注意して欲しいとおっしゃっていました。 体内が乾燥→血液が濃縮されドロドロ→冬脱水! そうすると、血栓が出来やすくなります。 冬は血圧も上がりやすいので、脳梗塞や心筋梗塞の危険性も 高まってしまうそうです。 意識して、水分摂取する事を心がけましょうv (冬は夏に比べて「塩分」はそれほど失わないので、スポーツ ドリンクよりも純粋に水を飲むのが良いそうですよ。) ☆乾燥の恐怖(その2)冬ニキビ! 乾燥が原因でおきるニキビの特徴→白くて小さい ニキビというと、脂分の関係で出来たモノだと思いがち・・・。 でも原因は「乾燥」なので ゴシゴシと洗ってしまうのは、余計に乾燥をしてしまうので 避けて下さいね。 保湿をしっかり行うと改善するそうです。 ☆乾燥に効くスペシャルドリンク紹介♪ ・ジンジャー甘酒ミルク(4人分) *材料 甘酒(無糖でアルコールの入っていないもの)2カップ 豆乳(無調整)2カップ しょうが(すりおろし)小1 塩少々 粒あん大4 *作り方 1.鍋に甘酒、しょうが、豆乳、塩を入れて沸騰手前まで温める。 2.器に粒あんを入れ、1を加える→完成(^O^) 乾燥に有効な成分がすべて含まれている、スペシャルドリンクだそうですよ。 ぜひチャレンジされてみて下さいねv ・酒粕→体を温め皮膚を潤す薬膳作用がある ・しょうが→血管を拡張させて体を温める作用がある ・豆乳と小豆→ビタミンBが多く含まれており 皮膚や粘膜のうるおい成分を活性化する作用がある
冬乾燥に注意!です。
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