|
カテゴリ:歳時記系のコト
今日は久々に、穏やかな天気から始まった一日でしたね。
朝日が眩しく爽やかで やっと春を実感出来るようになって来たかな?という感じの 宇都宮であります。 そんな3月27日ですが、今日は「さくらの日」なのだそうです♪ 「さくらの日」は さくらと「3(さ)×9(く)=27」の語呂合わせと 七十二候のひとつ「桜始開」が重なる時期である事から 「日本さくらの会」が制定したそうです。 日本の花である桜の愛護・保存・育成の他 日本人の歴史と、文化や風土に深く関わってきた桜を通して 自然や文化について関心を深めてもらう事を目的としています。 卒業式や入学式、お花見には欠かせない桜ですが その殆どが「ソメイヨシノ」という種類で 実は最初は1本の木から始まっているのです! ソメイヨシノ(染井吉野)は オオシマザクラとエドヒガンを交配して 改良品種として生み出された「園芸種」。 野生種の桜は、種から木を増やすことが出来ますが 園芸種は、接ぎ木でしか数を増やせないのだそうです。 なので、全国各地にある「ソメイヨシノ」は 必ず人の手がかかっている木だという事になります。 ソメイヨシノはのエドヒガンの特徴を受け継ぎ同じように 花から始まります。 花を邪魔するものがない分、開花が華やかに見えるので 花見など観賞用として需要が高まったようですね。 桜は、気温により開花が決まる木です。 日本に分布するソメイヨシノは、遺伝子が同一なので 条件がそろえば同じように開花するのだそうです。 桜の開花予想や標準木使われるのも そういう特性があったからなんですね。 暖かさの到来を告げるものとして、昔からなじみの深い桜に こんなエピソードがあったのですね。 今では、この人の手で作られた「園芸種」が全国の桜の殆どを占め 季節を計る基準にもなっている現実。 ・・・なんかちょこっと複雑なキモチのみんとではありますが それでも、やっぱり花の咲く日が待ち遠しかったりします☆
栃木の桜はいつ開花するのかな?
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[歳時記系のコト] カテゴリの最新記事
|