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テーマ:子連れでお出掛け(73)
カテゴリ:栃木・水族館
栃木県立博物館では4月14日から5月6日まで、特別展示として
「クジラが遊ぶとちぎの海」が始まっています。 …なんてロマンチックで素敵なタイトル~はうぅv 3月に鬼怒川の河川敷で発見された「クジラの化石」。 その発見から発掘調査の状況・回収までの様子が、写真とパネル展示で 紹介されているそうですよ。 もちろん、その時に発掘された骨も公開されているという事なので とっても楽しみですね♪ GW、みんと的には絶対に外せないお出掛けポイントとなりそうです! 関連ブログ:3月13日「1千万年前のクジラの化石、ほぼ完全な形で出土 栃木」 それでは、「ジュラシックアクアリウム」展の続きですv ☆ポリプテルス 多鰭魚(たきぎょ)という古称もあり、ハイギョやシーラカンスといった 肉鰭類に近縁とする見解もあるそうです。 いかにも「古代魚」といった風貌ですね。 胸びれをパタパタして泳ぎますv 魚化石コーナー ☆ダシチウベ 一億年以上前の化石です。キスのご先祖。 ☆スピドリンクス 体は細長く、先端がとがった吻部は上アゴの方が長く 下アゴに鋭い歯。体は硬く細長いウロコで覆われていました。 浅い海で素早く泳ぎ、身近な魚を食べていたと考えられています。 現在では、タガー類が一番近い姿をしているようですね。 ☆シーラカンス シーラカンス目は、古生代デボン紀に出現して広く世界の水域に栄えましたが約6500万年前(中生代白亜紀末)の絶滅イベント(K-T境界)を境に ほとんど全ての種が絶滅したといわれています。 長らく絶滅したものと考えられていたが、南アフリカにて、現生種の存在が 確認され、学会および世界を騒然とさせました。 この種が ラティメリア・カルムナエ (Latimeria chalumnae) であり シーラカンスの代表となります。 その後、1997年にはインドネシアでラティメリア・メナドエンシス (Latimeria menadoensis) の現生が確認されています。 科目名に使用されている、綺麗な名称「ラティメリア」は 初めてシーラカンスを発見した、南アフリカの博物館員である マージョリー・コートニー=ラティマーさんの名前から付けられたのだそう。 ※K-T境界(ケイ・ティーきょうかい) 地質年代区分の用語。約6550万年前の中生代と新生代の境目に相当する。 顕生代において5回発生した大量絶滅のうちの最後の事件。 恐竜を代表とする大型爬虫類やアンモナイトが絶滅したことで有名であるが 海洋のプランクトンや植物類にも多数の絶滅種があった。 種のレベルで最大約75%の生物が絶滅した。 K-T境界では、メキシコのユカタン半島付近に、直径約10kmの巨大隕石が 落下したことが知られている。 この隕石落下が、大量絶滅の引き金になったとされる@Wikipedia 現在、生きたシーラカンスは 静岡県の「沼津港深海水族館」でご覧になれます♪ 福島県の「アクアマリンふくしま」では、シーラカンスの生態解明の為に 2001年の開館当初から「シーラカンスプロジェクト」に取り組んでいます。 2009年には世界初!シーラカンスの稚魚の撮影に成功。 下の写真は、インドネシア・スラウェシ島北部マナド近海で撮影された シーラカンスの稚魚です。 (頭部と尾部にかかるラインは体長測定用のレーザー光) 水深161メートルにある岩の割れ目の中にるところを、自走式水中カメラで 撮影されました。 シーラカンスは魚類から両生類に進化する過程の特徴を残していて 雌の胎内で卵をかえして体長30センチ程度にまで稚魚を育てるとされています。 撮影された個体も、体長31.5センチだった為、生後間もないとみられています。 稚魚といっても、30センチオーバーとは。凄いぞシーラちゃん! また2011年には 共同研究している東京工業大の研究チームと、東アフリカのタンザニア沿岸で 集団繁殖するシーラカンスを発見し、学会に発表しています。 ・古代魚シーラカンスのリアルモデルです。 ラテックスとウレタンを使っているのでソフトな感触だそうですが 全長580mm!幅250mm!!の超ビックサイズ。でも欲しい…。
その3に続きますv お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.07.08 07:54:59
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