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カテゴリ:ニュースのコト
昨日は、春というより初夏を感じるような陽気でしたね。
連休最終日に起こった思いがけない天候。 茨城や栃木では大きな被害を受けました。 竜巻の通った後の様子の酷さは まるでアメリカの「衝撃映像」を見ているようで、本当に驚きました。 こういった自然災害が、日本でも起こるようになってしまったのですね。 被災された方々が、早く元の暮らしに戻れるよう願ってやみません。 ☆黒い雲、大粒のひょうが竜巻の前兆。 茨城は突風の発生が多いことで知られていて 竜巻が発生した6日は、地上が25度の夏日のところに 上空5000メートルにマイナス20度という寒気が入り込み その温度差のため、巨大な積乱雲「スーパーセル」に急激に発達。 そして上昇気流と下降気流が激しいところに、竜巻が発生したようです。 竜巻の強さは、建物などの被害状況から測る「藤田スケール」で認定され 気象庁は、茨城県つくば市で大きな被害を出した突風の強さが 6段階のうち下から3番目の「F2」、栃木県真岡市の突風も、下から2番目の 「F1」と発表されました。 黒い雲が空を急激に覆い、大粒の雹が降り始めるのが竜巻発生の前兆で ちょっとした軽いものでも、 竜巻の突風で簡単に凶器になるのです。 テレビの実験では、突風で舞い上がったスリッパが、いとも簡単に 窓ガラスをぶち破っていました! なので、雨戸やカーテンを閉め 窓ガラスからは離れて避難するのが安全だそうです。 屋外にいる時は、コンクリートなど頑丈な建物に避難する事が 一番良いそうですが そういった建物が無い場合は、コンクリートの側溝で身を伏せるのも いいそうです。 高い大きな木やプレハブの家、自動販売機の側はとても危険ですよ! ☆週の中頃、暑くなったら気を付けて! 気象庁では、 札幌から名古屋までの広い範囲の9日と10日が 6日と同じような気象条件になると予想しています。 今後の気象状況に、十分な注意が必要のようです。 ☆藤田スケール 1971年に米シカゴ大学の藤田哲也教授が考案した基準。 竜巻の強さは通常の風速計では分からないため、建物などの被害状況から測る。 国際的にも使用されており、強さのレベルは弱い方から「F0~F5」の6段階。 「F0」はテレビのアンテナや煙突が壊れる程度だが、茨城県つくば市で観測された 「F2」では、住宅の屋根が剥ぎ取られ、自動車が道から吹き飛ばされる。 「F3」は国内で3例しかない観測史上最大級で、2006年11月に死者9人、負傷者 31人を出した北海道佐呂間町のケースなど、3例が確認されている。 ☆階級と想定される被害(ウィキぺディアより抜粋) F0:被害は比較的軽微 煙突の損傷、木の枝が折れる、根の浅い木が傾く、道路標識等の損傷など。 F1:中程度の被害 屋根がはがされたり、自動車で引く移動住宅などは壊れたりひっくり返る。 移動中の自動車は道から押し出される。壁続きのガレージは破壊される。 F2:大きな被害 家の壁ごと屋根が飛び、強度の弱い木造住宅や移動住宅などは破壊され 貨車は脱線したりひっくり返ったりし、大木でも折れたり根から倒れる。 軽いものはミサイルのように飛び、車は横転したり数十メートル程度飛ぶ。 F3:重大な被害 建て付けの良い家でも屋根と壁が吹き飛ぶ。列車は脱線転覆、森の大半の木が 引っこ抜かれ、ダンプカーなどの重い車でも地面から浮いて飛んだりする。 F4:深刻な大被害 建て付けの良い家でも基礎が弱いものはちょっとした距離を飛んでいき 車は大きなミサイルのように飛んでいく。 F5:ありえないほどの莫大な壊滅的被害 強固な建造物も基礎ごと吹き飛び、自動車大の物がミサイルとなって 数百メートルを超過して空を飛び交い、大型トラックが降ることもあるという。 樹木も根こそぎ宙を舞い、とにかく信じられないような大惨事になる。 F6:ほぼ皆無 もし発生するようなことがあるならば、未曾有の超壊滅的な被害が予想される。 この階級以上の竜巻の発生率は全体から見てもごくごくまれな割合である。 まだまだ油断が出来ません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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