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カテゴリ:放射能関連
厚生労働省公表の放射能検査結果によると、群馬県高崎市の流通品の生めんから
「放射性セシウム」が検出されたという事で、うどんやラーメンの流通や消費に 重大な影響が出るのでは?と、昨日からネット上で話題になっていますね。 ☆以下、厚労省のHPデータより。 ・高崎市 流通品 H24.6.25:4.7ベクレル ・高崎市 流通品 H24.6.25:4.3ベクレル (※数値は1キロあたりの放射性セシウム。日付は採取日。) ☆厚生労働省HP:食品中の放射性物質の検査結果について(第422報) PDFファイルより。(2012年6月27日公表分) 高崎新聞報道発表では 新基準地である100ベクレル/kgは超えていないという事で 安全性が確認されたと発表されています ☆「市内流通食品の安全性に問題なし」高崎新聞:2012年6月28日 ☆参考までに。 栃木県HP:「放射能に関する農林水産物の安全性確認状況」 (更新日:2012年6月29日) 福島県に隣接し、隣は群馬県という栃木ですから いつ同じ状況になってもおかしくないと思っています。 我が県も、大麦・小麦が多く生産されていて 「佐野ラーメン」は、観光の主力食品となっています。 安全基準値以下とはいえ、検出されていることは確かなので 検査結果を踏まえると 今後、小麦粉関連商品やラーメン・うどんの購入の際 産地の確認は必要になって来るのかな…と 生産者の皆様の気持ちを考えると とても残念な気持ちになってしまいました。 福島原発の収束の見通しもつかないまま 7月1日には、大飯原発の再稼働準備が始まってしまいました。 「絆」や「PRAY FOR JAPAN」と叫んでいたことは 政治家の中では、もう過去の出来事となってしまったのでしょうか? 愛読している「すくすくパラダイス」で、放射能関連の記事を寄せている 武田邦彦先生のHP内ブログでは、以下のような事が語られています。 現実は、未だこのような状況なのです。 ☆武田邦彦先生緊急情報 ■「緊急情報4 福島4号機冷却できず 100℃を超える日」 福島4号機の工事が杜撰で、冷却配管を損傷したと考えられます。 このため、6月30日の午前6時から冷却ができなくなり、温度が少しずつ 上昇しています。 そのうち正式な報道がされると思いますが、私が計算したところ このまま冷却配管が損傷した場合、4号機のプールが100℃を超えるのは 7月5日夕刻と考えられます。 私はその後も急激な放射性物質の飛散はないと思いますが 専門家によっては飛散があるとしている人もいますので、一応、温度の 状態だけ計算しました。 おそらく、このままいって使用済み核燃料プールの温度が100℃を超えて 水が沸騰し始めるのは7月5日の夕刻と考えられます。 その後も余裕があると思いますので、福島の人はすぐ逃げる必要はないで しょう。風向きには一応、注意をしておいてください。 (平成24年7月1日) ■「緊急情報5 福島4号機冷却再開」 福島4号機の冷却が2012年7月1日(昨日)再開しました。 確実な情報源で間違いはありません。ご安心ください。 温度は1時間に0.3℃ほど上昇し、46℃程度まで行ったようです。 福島4号機は今後も工事が続き、使用済み燃料を取り出す仮の建屋が 建設されますが、先日のように放射性物質をもうもうと立ち上らせての 工事を止めること、冷却を安定させることを政府も東電も守る必要が あります。 4号機の危険性について、再度、機会を持て取り上げます。 (平成24年7月2日)
再稼動反対!
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