毎年3月ごろから、九州方面で話題になる黄砂。
それよりも早く、今年は中国の大気汚染が話題になっていますね。
有害物質も黄砂と共に日本に飛来するといわれていますので
日々の観測情報には、十分に注意した方が良いと思われます。
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環境省は12日
中国で深刻な大気汚染を引き起こしている微小粒子状物質の情報や
自治体による濃度測定結果へのリンクを盛り込んだ専用サイト 「微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報」の開設されたそうです。 ***
現在の状況(速報値)をお知らせする環境省のサイト
「環境省大気汚染物質広域監視システム そらまめ君」で
東地方を指定→微小粒子状物質(PM2.5)を選択した結果は下記の通りです。
県をクリックすると、観測地点の情報も表示されますよ。
微量ながら、栃木で観測されているのが分かりますね。怖い!!
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◇花粉症マスク通す粒子 高濃度なら、ぜんそく・肺がんリスク
Q:中国の大気汚染で日本にも流れてきている「PM2・5」って どんな物質?
A:空中を漂うとても細かい微粒子のこと。
「PM」は英語の「Particulate Matter」の略で
日本語では「微小粒子状物質(びしょうりゅうしじょうぶっしつ)」と言います。
「2・5」は、直径2・5マイクロメートル(マイクロは100万分の1)以下の
非常に細かい物質であることを意味しています。
☆ Q:いつも中国から日本に来ている?
A:日本国内でも、ディーゼル車の排ガスなどから発生しています。
海洋研究開発機構の試算によると中国・四国・九州地方では 1年間に観測されるPM2・5の5割程度 関東地方は約3割が中国から運ばれていると考えられています。 ☆ Q:体に入るとどんな影響があるの?
A:とても小さいので肺の奥深くまで入り込みやすく、たくさん吸い込むと
ぜんそくや肺がんになりやすくなります。 さらに、不整脈や心筋梗塞のリスクを高める可能性も考えられています。
一般的に、髪の毛の太さは約70マイクロメートル
花粉症の原因となるスギやヒノキの花粉の直径は 約30マイクロメートルですので PM2・5がとても小さいことが分かると思います。
☆ Q:どれくらい心配すればいいのかな? A:花粉症対策用のマスクは目が粗いため PM2・5は通り抜けてしまいます。 国立環境研究所)の菅田誠治主任研究員は 「健康な大人が心配する必要はないが、呼吸器系の疾患がある人は 高濃度になりそうな日の外出を控えるなど、注意してほしい」と 呼び掛けています。 ☆ 1月放送の「ためしてガッテン」では マスクの威力を最大限に発揮してもらうための「正しい付け方のコツ」が 放送されていましたよ。
1.装着前に鼻のカーブに合わせ、マスクのワイヤーに折り目を付ける。
2.頬の部分にもフィットさせるよう膨らませる。 側面も顔にキチンと沿わせる。
3.隙間の無いように、ヒモなども調節する。
マスクは顔との「フィット」が大切です。 こうしたチェックポイントに注意するだけで、カット率が大幅に改善しますよ! ぜひお試し下さいね。
本日も、最後までお付き合い下さり、ありがとうございましたv
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