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田舎の雑木林で楽しむ!

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March 14, 2008
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裏山の竹林

  わが家の裏山は、ボクの敷地ではなく、地主さんのもの。植えてあるヒノキを伐ること以外は、自由に使っていいという言葉に甘えて、竹を利用したり、タケノコを取ったりしてきました。地主さんによると、ここのタケノコは特別に美味しいのだそうです。その季節になると、タケノコ採りがとても楽しいのです。ところが、ここ数年、毎年のようにイノシシがやってきて、ほとんど食べられてしまうのです。いたるところにイノシシが掘った大きな穴が残っています。ボクらは、イノシシの食い残しを食べている状態です。そこで、地主さんの意向もあって、イノシシの防御柵を作ることにしました。
  とはいっても、タケノコが出る場所は広いので、それを囲うとなると、60~70mもの防御柵(シシガキ)を作らなければなりません。去年も考えたのですが、その作業が大変なので、イノシシと共存しながら暮らそうと決めていました。しかしやはり、イノシシに食われるのはなんとももったいないと思って、シシガキ作りをすることになったのです。上の写真の暗くなっているところに昔の道路(あかみち)があって、そこをシシガキで囲うわけです。

イノシシフェンス

  どのように作るかが問題です。いろいろと考えましたが、もっとも費用がかからない方法は、裏山にたくさん生えている竹を利用することです。上の写真のように、竹を切って横に寝せ、30cmくらいの間隔で周りの樹木に縛り付けます。高さ1mくらいは必要になりますので、竹は3本以上縛ります。その間を、竹の枝葉を編むようにして入れて、イノシシの入る隙間をなくします。こうした作業で60~70mもの防御柵を作るのですから、大変な重労働になります。
  太い竹は、伐ってもすごく重いので、運ぶのに大変です。そこで、なるべく細い竹、マダケを選んでいます。竹を伐って枝を払うのがボクの仕事、樹木にしっかりと結び枝を編みこむのが連れ合いの仕事、と分業しました。始めは作業のこつが分からなかったのですが、そのうちに要領を得て順調に進みました。三日間の作業で、今はもう2/3くらいを終わりました。後は、イノシシの目のようになって、危ないところを補強することをしようと思っています。その成果のほどは、4月中旬からのタケノコのシーズンになったら分かるでしょう???

隣家ビニールハウスの竹林

  上の写真は、隣の地主さんのビニールハウスですが、竹がたくさん生えているのが分かりますね。ビニールハウスの中まで竹がニョキニョキです。地主さんが大変困っておられたので、ボクが伐ってあげることにしました。毎年タケノコを楽しませていただいているお礼のつもりです。後一日かければ、ほとんどの竹を退治できると思います。

  ここ三日ほど、暖かい晴天の日が続いて、久しぶりに肉体労働をしました。全身の筋肉痛なのですが、なんともすがすがしいのです。真冬の寒さが去って、ようやく普段の体を動かす生活に戻ったような感じがしています。






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Last updated  March 14, 2008 10:22:10 AM
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