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徒然なるままにひぐらし

徒然なるままにひぐらし

2009.10.18
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カテゴリ:本の日記
**ivh**


*ナナが2才になりました^^ひとつ前の日記へどうぞ♪

上海に来て、テレビをあまり見ないという事もあって
読む本の数が増えました。
日本に帰るたびにドサドサと本を買ってきてます。

読むのはほとんど小説で、エッセイとかハウツー系は苦手です。
小説も、自分で選ぶとミステリーばかり。
読みやすいので東野圭吾とか、あとは平積みの本からテキトーに選びます。


向日葵の咲かない夏

いつもはナナが昼寝してる間とかにちょこちょこ読みなんですが
この本は半分くらいまでちょこちょこ読んでから、
その続きがあまりに気になって、残りを家族が寝たあとに一気に読みました。

ジャンルで言うとサイコホラーかな?
主人公の子供は、首を吊った友達の死んだ姿を目撃してしまうんですが
1週間後にその友達が姿を変えて生き返るのです。
輪廻転生…というヤツかな、このへんはなぜかホラーじゃなくて
登場人物がフツーに生き返った友達に接していくのですね。
で、死んだ友達は、自分は殺されたと訴え、
主人公と妹はその謎を追う…という内容。

いじめ、虐待、動物殺し、歪んだ性愛…と、読んでいてツライ内容が多い。
その中で、色んな違和感があるんですよね。
姿を変えて生き返った友達を、
主人公と妹はなぜそんなに素直に受け入れるのか、とか。
3才の妹、普通3才でそんなにしっかり喋れるか?とか。
主人公の家族のあまりの歪みとか。

でも最後に「ええっ?!」と声を出してしまうほどの
驚きとともにナゾが解明されました。
で、読み終わった後に、もう一度さかのぼって色んな所を読みたくなる。
私の場合、読み終わってからさらに遡りに30~40分かかりました。

「こわ!」と思うシーンがポツポツあるんですが
根本的なところはもっと怖い。
読み終わったあと、電気を消すのが怖かった。

結局、誰かが幸せになる事もなく終わるお話。
おそらく好き嫌いが大きく分かれる本です。
ちなみに、私はあまり好きじゃありません(笑)







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最終更新日  2009.10.18 23:54:24
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