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徒然なるままにひぐらし

徒然なるままにひぐらし

2009.10.20
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カテゴリ:本の日記
**ivh**


本を読む時、しょっちゅう残りのページ数はどのくらいか確認しちゃうんです。
映画を見る時に時計を見るのと同じかな。
まだまだ序盤なのか、そろそろどんでん返しが来る頃なのか、とか。
あとどのくらい、この本で楽しめるのか?なんて事も思います。

 

この本は、舞台が一軒の家からほとんど動かず、
その家の中で起きた3日間の出来事を書いた話なので
自分ではまだまだ序盤…と思っていたら
気づけば3分の2くらいまで読み進んでいたという感じ。
淡々と短時間で1冊読み終わってしまいました。

あるサラリーマン家庭の中学生の息子が犯してしまった殺人。
それをめぐる家族の揺れ動く気持ち。
息子を守りたい気持ちがゆえに、取ってしまう行動。
どうしてもそれ以外には方法がないと思ってしまう心境。

ミステリーの得意のビックリ展開も最後に待ち構えているのですが、
その事への驚きよりも、読み終わったあとに物悲しさが漂います。
思春期の子供の事や、老人介護の事など、
我が家にも(いやいやほとんどどの家庭にも)
いつかは訪れる問題だと思うから、
その中で起きてしまうこんな事件に悲しさや寂しさを感じてしまうのかも。






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最終更新日  2009.10.21 00:19:49
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