あったかく、あったかく

2009.11.18

(6)

カテゴリ：上海生活

さむ！
マジ寒いです。
先週からずっと雨が降っていて、この2～3日は最高気温7℃くらい。
11月上旬に一度暖かくなって、確か2週間前は
我が家は半袖だった気がするんだけど
今週はダウンコート(^_^;)
白なら白！黒なら黒！はっきりしすぎの上海です。

当然のようにナナはハナをたらし、咳をしてます。
今日医者に連れて行きました。
こっちの医者は予約制ですいてるんで、
時間帯を選べばインフル患者に会う事もないので助かります。

夜中に咳で何度も起こされ、そのたびに
「冷蔵庫ですか？！」と思うくらい激さむの部屋。
日本なら、この気温でも部屋はもっと暖かいのにね。
中国の建物は安普請。
作りもいい加減だし、断熱材がどこにも入っていないので
まさに‘底冷えがする’という感じです。

だけど中国人は、聞けば聞くほど「へぇ～」と思うほど
身体を温める事に熱心です。
まずみんな超厚着！
子供なんて、冬は着すぎてコロンコロンです。
毛糸のベストは必須アイテムらしく、
どんなに暑くなっても5月くらいまで必ず着せてます。

中国の人（私の場合は主に中国語の先生）と話すと、
必ずと言っていいほど「○○は身体を温める」とか
「○○は身体を冷やすから●●と一緒に食べた方がいい」
とかの話題になります。
逆に夏は身体を冷やす食べ物について。

冬至から3ヶ月の冬の間は、とにかくみんな栄養をつけて
身体を温めてという考えなんだそうです。
その時期ごとに人気の食材というのもあって、
例えば今の時期だと胡桃やゴマ、ナツメなど。
確かどれかが肝臓に良くて、どれかは腎臓に良くて…
と聞いたけど、すいません、すっかり忘れました(^_^;)

ちなみに、今の時期に有名な上海蟹は、
身体を冷やす作用があるので
必ず生姜湯と一緒に食べるんだそうです。

中国人の一人ひとりに医食同源の考え方が
常識的に染みとおっているのですね。
それなら、もっと家を暖かく作ればいいんじゃないの
とも突っ込みたくなりますが(^_^;)

ただ、中国では平熱範囲が36.5～37.3℃と
決まっているんだそうで、
平熱が37℃くらいという大人もフツーらしい。
それは、やっぱり誰もが身体を温める事を第一前提として
食事をしてるからなのかなぁ、なんて思うのです。

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最終更新日 2009.11.18 23:15:33
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