テーマ:お笑い大好き☆(78)
カテゴリ:偏見、差別、高慢
わたしは最近の若い芸人のお笑い番組が好きじゃないです。
違う言い方をすれば、笑いのツボが違うと言う感じです。 どうも、笑えないのです。 むしろ腹立たしさすら感じます。 夏の初めの頃フジテレビが放送している若手芸人を数組集めた番組を見ていました。 その番組のコントの一つが義父から日常的に暴力を受けていたため、横に座った人が手を挙げたり、悪意無く火のついたタバコを持っている手を自分に向けられたりすると怯える女性が主役のコントでした。 その女性が怯えるたびに、後からかぶせたような笑い声が入っていました。 笑えませんでした。 日常的に暴力にさらされたため、暴力を振るわれない環境に身を置いていても暴力に怯えて毎日を過ごしている人も世の中にはいます。 そういう被害に遭った人をケアする必要性なども論じられるようになったこの時代に、笑いのネタに出来るものだと腹がたつと同時に呆れてしまいました。 人を侮蔑したり、何かの被害に遭った人を笑いものにする笑いは笑いじゃないと思います。 18世紀のイギリスの雑誌(新聞と言ったほうが適切か)パンチのような風刺は笑えるのですが…むしろ好きなくらいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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