カテゴリ:語学全般
語学を受験勉強をかねてしています。そのことは何度も何度もこちらの日記でも書きました。
中学時代映画の字幕屋さんになりたかったことも手伝って、翻訳と言う言葉に未だに弱いんです。 最新号の『ユリイカ』も買ってしまいました。 翻訳作法って書いてあったものですから、つい。 中の記事でとても面白かったのは舌津智之の「輝け!名誤訳タイトル30選」です。 アメリカ映画、音楽、文学の中でタイトルが日本人向けに売れるように意図的に誤訳をしたものがあり、それを30も紹介しているのです。 「A patch of Blue」は「いつか見た青い空」になっているんですよ。 patch、かけらと言う意味ですが、空間的な青い空を示す原題に対して、邦題は時間的な青い空に直してあるんですよ。 更に舌津智之によると、時間的な配置を行うことによって登場人物の喪失感までタイトルで表現できていると言う、名誤訳なんだそうです。 この映画を見ていないのでとても悔しいです。邦題が映画の内容を原題よりも的確に示している名誤訳なんです。この映画を見てタイトルを楽しみたいですね。 残念ながら、日本ではビデオ化されていないようなんです。 邦題は「愛の」「恋の」「愛と○○の××」と言うものがとても多いと感じていましたが、舌津智之も同様の指摘をしていました。 他の言い回しでは作品のヒットにつながらないのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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